円高と円安について、わかりやすく解説した記事です。どのようなメリット・デメリットがあって、私たちの生活にどう影響するのか、詳しくお伝えしています。「ドンドン物価が高くなって、なんだか不安・・・」という方は、ぜひご覧ください。
円高・円安をわかりやすく図で解説!生活に与える影響とお金の守り方

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「円高・円安ってどういう意味?」

「最近ニュースで円安というのを聞くけど、景気はどうなるの?」

 

円高・円安といった言葉は聞いたことがあっても、生活にどう影響するのか、わかりづらいですよね?

 

円高・円安は、私たちの暮らしに密接に関係しています。

 

食品やガソリン代などが上がったりするのも、円安が大きく影響しています。もしかしたら、今後さらなる円安局面をむかえ、生活は一段と苦しくなるかもしれません。

そうなる前に、大切な資産を守る方法を知って備えておくのが重要です。

 

そこで今回は、円高・円安についてわかりやすく解説します。

 

この記事を読めば、円高と円安のメリット・デメリットだけでなく、資産を守るためにどういう対策が必要なのかがわかります。

 

この記事でわかること
・円高・円安の意味
・円高・円安のメリット・デメリット
・2022年は円高・円安どちらか
・円安への対策方法

 

円高・円安とは?
円高・円安の覚え方
円高・円安のメリットデメリット
円高の影響は?
円安の影響は?
2022年は円高・円安どっち?
【要注意】円安が進むと、生活が苦しくなる
2022年に値上がりした商品
お金を守るために必要! 円安への対策方法
円以外の資産を持つ
FXと外貨預金の違い
少額からのFX! お小遣いで始められる口座3選
まとめ 将来への備えを考えよう!

円高・円安とは?

円高・円安の基本

 

円高・円安とは、外国の通貨に対して、円の価値が変わることです。

 

他通貨と比べて、円の価値が上がれば円高、円の価値が下がると円安となります。

 

例えば過去最大に進んだ円高は、2011年10月31日の1ドル = 75円32銭。

 

円の価値が高く、少ないお金でドルを手に入れられるのがわかりますよね。

 

逆に円安が進むと、円の価値が下がり、1ドルを手に入れるのに必要なお金が増えます。

 

円高・円安の覚え方

円高・円安の覚え方

 

「円の価値が上がれば円高、円の価値が下がれば円安」といわれても、なかなか覚えづらいですよね。

 

円高・円安は、「数字が減ったら円高、増えたら円安」と覚えればカンタンです。

 

例えば【1ドル = 100円 → 1ドル = 90円】というレートの変化は、数字が100から90に減っているため円高。

 

逆に【1ドル = 100円 → 1ドル = 120円】は、数字が100から120に増えているので円安です。

 

このように数字の増減をみれば、円高・円安のどちらになったのかがすぐにわかるぞ。

円高・円安のメリットデメリット

「円高と円安、結局どちらが得なの?」と疑問に思いませんか?

 

円の価値は、私たちの暮らしや仕事に密接に関係しています。

 

ここからは円高と円安、それぞれのメリット・デメリットや、生活への影響を解説します。

 

円高の影響は?

円高のメリット

 

円高のメリットは、円の価値が上がり、海外の製品を安く手に入れられる点です。

 

生活に欠かせない食品やガソリンなど、輸入するモノが安く買えるため、私たちの暮らしが楽になるのは嬉しいですよね。

 

一方デメリットは、円が高いと海外ではモノが売れにくくなり、日本の輸出企業の業績に悪い影響が出る点です。

 

企業の業績が悪くなると、昇給やボーナスにも当然響いてくるので、気がかりですよね。

 

円安の影響は?

円安のメリット

 

円安のメリットは、日本の製品が安くなり、海外でモノが売れやすくなる点です。

 

企業の売り上げは伸び、業績にも好影響が出るでしょう。

 

さらに円安になるほど、輸出する製品価格を安く設定できるので、国際競争力も高まります。

 

逆にデメリットは、海外から輸入する商品やサービスが高くなってしまう点。

 

食品やガソリンなども高くなり、私たちの生活を圧迫するかもしれないわ。

また海外旅行にも行きづらくなるわね。

2022年は円高・円安どっち?

2022年は円安

 

2021年のドル/円最高値115.520円から見て、2022年4月19日現在は約128円の円安です。

 

10円以上の円安となっており、ジワリと生活コストが上がっているのを感じている方もいるでしょう。

 

さらに2022年のドル/円=125円以上は、2014年以来8年ぶりの円安水準となっています。

 

円安は私たちの生活にダイレクトに影響するので、今後の先行きには注意が必要です。

【要注意】円安が進むと、生活が苦しくなる

生活水準は変わらなくても、円安が進むほど生活費は上がります。

 

なぜなら、多くの輸入品の入手コストが上がるからです。

 

食べ物ひとつを見ても、日本の食料自給率は37%と低く、多くは輸入に頼っているのが現状です。

 

たとえ同じだけ働いて稼いだとしても、暮らしにかかるコストがあがり、生活は苦しくなってしまいます。

 

将来的に円安へむかう場合に備え、しっかりと準備しておくことが大切だ。

 

2022年に値上がりした商品

分野 値上がりの目安
即席麺 6~13%
小麦粉・パン 1.5~12%
冷凍・レトルト食品 2~23%
日用品 8~15%
光熱費 1.4~3.9%

 

2022年に入り、もうすでに生活に影響が出だしています。

 

なぜなら日用品や食品で、すでに値上げが実施されているからです。

 

カップめんで6~12%の値上げ、パスタやパンなどの小麦製品で3~9%の値上げなど。うまい棒も値上げしましたね。

 

一部商品では消費税の増税よりも大きく値上がりしており、生活コストの上昇は無視できない事態になっています。

お金を守るために必要! 円安への対策方法

円高・円安のどちらでも利益を得られるFX

 

円安が進むほど、苦しくなる生活。

 

ではさらなる円安に向けて、どういった対策が必要なのでしょうか?

 

ここからはその方法を解説します。

 

円以外の資産を持つ

円安への対策としては、円以外の資産、中でも外貨を持つのをオススメします。

 

資産を円だけでなく外貨でも持つことで、インフレや円安の対策につながるからです。

 

インフレとは?

インフレとは、物の価値が上がることです。

モノの値段が上がるとお金の価値は下がるので、同じ給料をもらっても生活水準は下がってしまいます。

国は長期的にはインフレを目指しているので、銀行に預けているだけではお金の価値は目減りしていく一方です。

自分の財産を守るためには、個人での対策をしなければなりません。

 

外貨といっても様々ですが、初心者にオススメなのは、FXと外貨預金です。

 

特にFXは約5円からの少額で始められるのため、初心者でも取り組みやすいでしょう。

 

FXと外貨預金の違い

FXと外貨預金は、どちらも外国の通貨に投資する金融商品です。

 

外貨に投資する点では共通していますが、違いも多くあります。

 

 

FX

外貨預金

手数料

0.09銭~※

2円(普通預金)

利息

0.35%

0.01%

レバレッジ

最大25倍

なし

最低購入金額

約5円

125円

取引時間

平日24時間

銀行窓口が開いている時間
インターネットバンキングは平日24時間

資産保全

全額信託保全

預金保険制度の対象外

課税方法

申告分離課税
税率:20.315%

総合課税(利息は源泉分離課税)
税率:最大55%

米ドル/円 = 1ドル125円で仮定。
※ SBI FXトレードのスプレッド。

 

両社の最大の違いは手数料。FXは外貨預金のたった2千分の1のコストで取引できます。

 

またレバレッジがあるので、資金効率のいい運用にも対応しています。

 

あわせて読みたい:【FX初心者へ】経験者が伝えたい9つの事実!必須知識や準備金は?

 

少額からのFX! お小遣いで始められる口座3選

では、具体的に少額でFXを始められる口座を3つ紹介します。

 

もしFXに興味が湧いたら、口座選びの参考にしてみてくださいね。

 

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最大100万円

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あわせて読みたい:【少額FXでおすすめの口座3選】小さく始め大きく稼ぐ2ステップ!

 

まとめ 将来への備えを考えよう!

円高・円安と聞くと難しく考えてしまいますが、私たちの生活にも大きく影響しています。

 

大切な資産を守るためにも、取り組めるところから準備を進めるのが大切ですよ。

 

最後に今回のおさらいです。

 

・円高・円安とは、外国の通貨に対して、円の価値が変わること
・円高のメリットは海外の製品を安く手に入れられる点、デメリットは海外ではモノが売れにくくなる点
・円安のメリットは海外でモノが売れやすくなる点、デメリットは海外から輸入する商品やサービスが高くなってしまう点
・円安が進むと生活が苦しくなるので、円以外の資産を持って対策しよう

 

個人的な見解ですが、長期的には円安の方向に大きく流れていくと考えています。

もちろん将来は誰にもわかりませんが、リスクに備えておくことは大切。

そのためにも、円以外の金融資産を持ってリスク分散するのをオススメします。

 

特にFXは少額から始められるので、気になる人はチャレンジしてみてくださいね。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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参考元