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「FXで1000通貨から始めるのに、いくらお金が必要?」
「1000通貨からできる、オススメのFX会社はどこ?」
そんな疑問ありませんか?
1,000通貨を勧める記事はよく見かけても、実際に元手をいくら用意したらいいのかは、あまり語られていませんよね。
結論から言うと、証拠金1,000通貨の少額トレードであれば最低10万円の資金が必要です。
理由は、安全に取引できる目安である証拠金維持率300%以上を保てるからです。
この記事では、1,000通貨でFXを始める際に必要な証拠金がなぜ10万円なのかを詳しく解説します。
また、少額から始めるべき理由や、オススメのFX会社も紹介しているので、1000通貨に関する情報がまとめてわかりますよ!
・1,000通貨に必要な証拠金と元手
・1,000通貨で始める理由とメリット
・少額トレードの活用方法
・1,000通貨にオススメなFX会社
・FXの1000通貨の基礎知識
・FXの1000通貨とは?
・1000通貨とLot、レバレッジの関係性
・FXの1000通貨では証拠金がいくら必要?
・初心者が1000通貨取引を始めるにはいくら元手が必要?
・必要な証拠金はレバレッジによってことなる
・証拠金維持率を考えるとトレードの目安資金は10万円
・FXを1000通貨で始める意味はあるのか?
・ロスカットの割合は47.6%!
・FXは初心者ほど負けやすい!
・初心者が1000通貨で始める3つのメリット
・少額スタートで失敗しても再チャレンジしやすい
・デモでは違うリアルトレードの環境を知る
・緊張感を持ちながらFXの取引経験が積める
・1000通貨は為替の変動でいくらの損益を生むのか
・1000通貨と1万通貨で1pipsあたりの損益を比較
・1000通貨で月額5万円勝つことはできるのか?
・1000通貨での少額トレードの活用方法
・1000通貨での少額トレードをFXで勝つためのステップにしよう
・少額トレードの間に自分に合った取引会社を見極めよう
・1000通貨取引ができるおすすめのFX会社3選
・まとめ
1000通貨で取引できるFX会社一覧
はじめに1,000通貨取引を取り扱っている国内FX会社を一覧でご紹介します。
意外に多くて決められないと言う方は、記事後半で編集部オススメの4社を紹介していますので参考にしてくださいね!
FXの1000通貨の基礎知識
「1,000通貨ってどういう意味?」「いくらあれば1,000通貨で取引できるの?」と疑問に思いますよね。
ここでは1,000通貨の基礎知識や、必要になる証拠金などがわかります。
FXの1000通貨とは?
1,000通貨とは、FXにおける取引単位のことです。
たとえば米ドル/円であれば、1回の取引を1,000米ドル(1,000通貨)から取引できます。
1通貨単位や1,000通貨単位、1万通貨単位など、最小で取引できる単位はFX会社によって異なるので会社を選ぶ際は注意しましょう。
実際の注文画面では、取引単位はロット(Lot)で表され、1万通貨=1Lotが一般的です。
FX会社によって1Lotあたりの取引単位は異なります。1,000通貨=1Lot、10万通貨=1Lotなどあるので、事前に確認しておきましょう。
1000通貨とLot、レバレッジの関係性
取引単位(Lot)とレバレッジは、とても密接な関係にあります。
なぜならレバレッジは、下の計算式のとおり、Lotで調整するものだからです。
【レバレッジ計算式】
レバレッジ = 為替レート × 取引単位(Lot)÷ 証拠金
たとえば、現在の為替レートが1ドル=100円、証拠金5万円、取引単位は1,000通貨の場合は、【100×1,000÷50,000=2】となり、この条件で取引する時のレバレッジは2倍となります。
もし、取引単位が2,000通貨であれば、レバレッジは4倍ですね。
このようにレバレッジは、設定するものではなくLotで調整すると覚えておきましょう。
FXの1000通貨では証拠金がいくら必要?
FXで取引するのに必要な証拠金は、以下の計算式で求められます。
【必要証拠金の計算式】
必要証拠金 = 為替レート × 取引単位 ÷ レバレッジ
仮に1ドル=100円のときに、1,000通貨で取引するとしましょう。
国内の最大レバレッジは25倍なので、【100×1,000÷25=4,000】となり、最低4,000円の証拠金が必要です。
ちなみに、1ドル=120円の時は4,800円、1ドル=130円の時は5,200円なので、2024年のレートで計算すると約6,000円あれば1,000通貨で取引可能です。
初心者が1000通貨取引を始めるにはいくら元手が必要?
1,000通貨の少額トレードといっても、ある程度の元手は必要です。
ここでは、初心者が取引をはじめるのに目安となる資金を解説します。
必要な証拠金はレバレッジによってことなる
必要となる証拠金は、何倍のレバレッジで取引するのかで異なります。
次の表は、レバレッジ別に証拠金を比較したものです。
【レバレッジによる証拠金比較表】
通貨ペア | レバレッジ1倍 1,000通貨 |
レバレッジ3倍 1,000通貨 |
レバレッジ5倍 1,000通貨 |
レバレッジ10倍 1,000通貨 |
レバレッジ25倍 1,000通貨 |
米ドル/円 | 110,000円 | 36,667円 | 22,000円 | 11,000円 | 4,400円 |
ユーロ/円 | 130,000円 | 43,333円 | 26,000円 | 13,000円 | 5,200円 |
ユーロ/米ドル | 129,800円 | 43,267円 | 25,950円 | 12,975円 | 5,190円 |
※米ドル/円=110円、ユーロ/円=130円、ユーロ/米ドル=1.1800ドルで算出
実際の取引ではレバレッジは3倍から多くて5倍程度に留め、なるべくリスクを抑えるのが重要です。
資金に余裕をもって取引にのぞみましょう。
あわせて読みたい:【衝撃】FXのレバレッジは2種類あった!正しいかけ方で勘違いを解消
証拠金維持率を考えるとトレードの目安資金は10万円
「結局、いくら元手が必要なの?」と悩まれる方もいるでしょう。
結論をいうと、1,000通貨で取引をはじめるための目安資金は10万円です。
というのも短期トレードでは、証拠金維持率300%がひとつの目安になるからです。
この300%はFXを安全に取引できる指標となっており、維持できれば多少の負けでは口座資金が尽きることはありません。
レバレッジ3~5倍の取引を想定すると、10万円あれば証拠金維持率300%を保てるので最低限用意しましょう。
FXを1000通貨で始める意味はあるのか?
1,000通貨から始める意味は、FXで大損失しないためです。
ここではその理由を、データをもとに説明します。
ロスカットの割合は47.6%!
実はFX初心者を含む47.6%のトレーダーが、1年の間に1回以上のロスカットを受けています。
この数値は、金融先物取引業協会の調査によるもので、ロスカットを年間で1回以上受けたトレーダーの割合は全体の47.6%、10回以上でも20.6%とロスカットは珍しくない失敗です。
調査対象には経験者も含まれていますが、資金・リスク管理の知識が十分でない初心者だとなおさら、ロスカットの可能性が高いのは明白ですね。
少額であればたとえロスカットになっても損失は数千円で済むので、経験が浅いうちは少額で安全に取引しましょう。
FXは初心者ほど負けやすい!
FXは初心者ほど負けやすいのは、データでも明らかになっています。
イギリスにあるFXのオンライン教室が実施した調査の結果、経験年数と勝率には相関関係が見られました。
利益を出しているトレーダーの経験年数が平均して5.4年なのに対し、損失を出しているトレーダーの経験年数は平均して2.5年です。
つまり経験年数があるほど、利益を出せる確率は上がるというわけですね。
裏を返せば、FX初心者は負けやすく失敗する確率が高いといえます。
生き残るために、1,000通貨でリスクを抑える考え方が大切です。
初心者が1000通貨で始める3つのメリット
FX経験者であれば、今さら1,000通貨に戻る理由はないでしょう。
しかしFX初心者にとっては、1,000通貨で始めるのはメリットしかありません。
ここでは、1,000通貨で始める3つのメリットがわかるようになります。
少額スタートで失敗しても再チャレンジしやすい
1,000通貨ではじめる一番のメリットは、損失が抑えられる点です。
はじめから大きな資金で取引したら、失敗したときの損失も大きくなりますが、少額ならたとえロスカットにあったとしても損失も少なくすみます。
先ほどのデータが示すとおり、FX初心者ほど負けやすい傾向にあります。
そのため、再チャレンジしやすい少額スタートは、大きなメリットといえるのです。
デモでは違うリアルトレードの環境を知る
2つ目のメリットは、リアルなトレード環境がわかる点です。
デモトレードとリアルトレードは、全く同じというわけでもありません。
機能やスプレッドなど、本番とデモでは違うFX会社もあります。
リアルなトレード環境を知るには、やはり実際に取引してみるのがイチバンです。
1000通貨であれば、用意する資金もリスクも少ないので、初心者にピッタリの環境と言えますね。
緊張感を持ちながらFXの取引経験が積める
3つ目のメリットは、緊張感を持ちながらFXの取引経験が積めることです。
デモトレードでも、本番に近い環境で取引は可能ですが、実際に自分のお金が動く・動かないとでは、精神的な負担が違います。
そしてお金が動くプレッシャーは、ルールどおりにトレードするのを難しくします。
このような実戦における緊張感は、経験を積んで慣れていくしかありません。
少額トレードで経験を積めば、感情に左右されないメンタルが磨かれるので、少額スタートは本番トレード前の練習として最適なのです。
1000通貨は為替の変動でいくらの損益を生むのか
為替の変動や取引単位で、損益がどう変わるのかを知っておくのはとても重要です。
なぜなら、ムリなく達成できる数字がわかるからです。
ここでは1,000通貨で取引した場合の、1pipsあたりの損益がわかるようになりますよ。
1000通貨と1万通貨で1pipsあたりの損益を比較
1,000通貨や1万通貨で取引した場合、1pipsあたりどれくらいの損益になるのでしょうか?
FXでは損益が、次の計算式で求められます。
【FXの損益計算】
損益 = 獲得pips(1pips=0.01円)× 取引単位
上の計算式を元に、1,000通貨と1万通貨の1pipsあたりの損益を比較したのが次の表です。
【1pipsあたりの損益比較表】
値幅(pips) | 損益 (1,000通貨) |
損益 (10,000通貨) |
1pips | 10円 | 100円 |
10pips | 100円 | 1,000円 |
100pips | 1,000円 | 10,000円 |
1000pips | 10,000円 | 100,000円 |
5000pips | 50,000円 | 100,000円 |
10000pips | 100,000円 | 1,000,000円 |
同じpipsでも、取引単位によって差が違いますよね。
得られる利益が少ないのは、1,000通貨のデメリットですが、損失を抑えられるメリットもあります。
初心者のうちは大損失しないことが重要です。
稼ぐことを優先せず、まずはリスクの少ない1,000通貨で経験を積んで取引量を増やしていきましょう。
あわせて読みたい:【FXの1000通貨取引】1pipsの儲けはいくら?損益目安と運用のコツ
1000通貨で月額5万円勝つことはできるのか?
結論から先にいうと、1,000通貨で月額5万円はムリです。
というのも、1,000通貨で月額5万円勝つには、5,000pips勝つ必要があるからです。
ひとつ例を挙げると、ドル/円の1日の変動幅は平均50pipsほど、1カ月に換算すると約1,000pipsとなり、5,000pipsに届きません。
1日チャートに張り付いて、トレードに勝ち続ければ、可能性もゼロではありませんがが、1,000通貨で月額5万は現実的ではない数字であることは理解して頂けたはずです。
1000通貨での少額トレードの活用方法
1,000通貨でしかできない少額トレード活用法を解説していきます。
FXで本気で稼ぎたいと考えている人にとって、1,000通貨取引は最良のステップです。
着実にステップを踏み堅実にレベルアップしていきましょう。
1000通貨での少額トレードをFXで勝つためのステップにしよう
これからFXをはじめる方は、少額トレードを学びのステップとして活用しましょう。
具体的には次のステップを意識するといいでしょう。
- STEP 1. デモ・少額トレードで学ぶ
- STEP 2. 増資したトレードで稼ぐ"
それぞれ解説します。
・STEP1 デモ・少額トレードで学ぶ
デモトレードは、本番さながらの環境で取引できます。
取引ツールや手法のチェックなどを確認する場として活用し、少額トレード前の準備を行いましょう。
デモトレードで利益をだせるようになったら、1,000通貨の少額トレードで実際の取引を学んでいきましょう。
少額トレードでは、リアルトレードならではの難しさをしっかり体験することが大切です。
あわせて読みたい:【倍速で学ぶ】FXデモトレードのおすすめ練習法6ステップ徹底解剖!
・STEP 2. 増資したトレードで稼ぐ
少額で一定期間利益をだせるようになったら、少しずつ取引単位を増やしていきます。
取引単位を増やすことで、トレードの成績が悪くなってしまうケースもあるでしょう。
その場合はもう一度少額トレードに戻り、自分のトレードを見直します。
一番やってはいけないのが、負けた分を取り返そうと感情的なトレードになってしまうパターンです。
うまくいかない場合は、必ずSTEP1に戻るよう意識してください。
少額トレードの間に自分に合った取引会社を見極めよう
自分に合う取引会社を見つけるのにも、少額トレードが役立ちます。
取引ツールの使い勝手やスプレッドなどは、FX会社ごとでさまざまです。
自分に合わなかったり、意外と合ったりと、実際に取引してみると感じ方も変わります。
大きな金額で本格的に運用する前に、自分に合うFX会社を見極めておきましょう。
少額トレードで試しながら、気に入ったFX会社でしっかり運用してください。
1000通貨取引ができるおすすめのFX会社3選
1,000通貨取引ができる、オススメのFX会社を3社紹介します。
それぞれの特徴も紹介しているので自分に合った会社を見つけてくださいね!
顧客満足度 第1位! 取引コストが安い「SBI FXトレード」
スプレッド (ドル/円) |
ユーロ/円 | ポンド/円 |
0.18銭※ | 0.38銭※ | 0.88銭※ |
取引単位 | スワップ | キャッシュバック |
1通貨 | 1,005,000円 (2025年1月17日まで増額中) |
※注文量1~100万通貨までのスプレッド
・1通貨(ドル円なら約6円※)からFXの取引が可能
・全通貨においてスプレッドが安く、取引コストが安い
・スワップポイントも業界最良水準で長期運用にもおすすめ
※またはそれ以上の数値を想定
最小取引単位が1万通貨が多いFX業界で、1通貨(ドル/円なら約6円※)から取引が可能!
高機能チャートと為替情報が充実しているうえにスプレッドが安く、短期から中長期まで対応できる万能型のFX会社と言える。
オリコンランキングで「顧客満足度 第1位」になるなど、人気の高いFX会社だ。
※またはそれ以上の数値を想定
取引コストが安く、分析機能が使いやすい「GMOクリック証券」
スプレッド (ドル/円) |
ユーロ/円 | ポンド/円 |
0.2銭 |
0.4銭 | 0.9銭 |
取引単位 | スワップ | キャッシュバック |
1000通貨 | 新規FX口座開設+お取引で 最大1,000,000円キャッシュバック |
スプレッドは原則固定(※例外あり)。キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
南アフリカランド/円とメキシコペソ/円の取引単位は10,000通貨単位
・初心者も上級者も持ってて間違いなしの口座
・最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・38種類のテクニカル指標があり、分析ツールが充実
スプレッドが安い上に、FXのプロがうなるほどの高機能分析ツールが有名!
初心者から上級者が使っているFX会社だ。
初心者からプロまで、GMOクリック証券が一番おすすめ!
高スワップ&低スプレッドで万能! 高機能分析ツールの「外為どっとコム」
スプレッド (ドル/円) |
ユーロ/円 | ポンド/円 |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 |
取引単位 | スワップ | キャッシュバック |
1000通貨 |
マイナススワップが大きい |
最大100万円 対象期間:口座開設月から翌月末まで |
スプレッドは原則固定(※例外あり)
*キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。
・最安水準のスプレッド!デイトレに最適
・スワップポイントも業界最高水準で長期運用にも適したオールラウンダー
・売買の方向性とタイミングを教えてくれる「お天気シグナル」が無料で使える
スプレッドが安い上に、FXのプロがうなるほどの高機能分析ツールが有名!
初心者向けの動画セミナーや為替の見通し予想動画などがあり、トレードの実力がUPしやすい。
相場の未来を予測してくれる「みらい予測チャート」や自動でテクニカル分析をして売買のシグナルを表示してくれる「お天気シグナル」は必ず使うべきツールだ。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、1,000通貨の取引に必要となる証拠金や元手、少額トレードの意味について解説しました。
少額といえどもリスクを見据えて、ある程度の資金を用意しておくことの大切さが、おわかりいただけたでしょう。
この記事のまとめです。
・1,000通貨で始める目安資金は10万円
・1,000通貨取引は初心者にとって、リスクを抑えながらリアルマネーの緊張感を体験できる貴重な練習場所
・初心者はデモトレード→1,000通貨トレード→本番トレードのステップで始めるのがオススメ
・1,000通貨の少額トレードにオススメなFX会社はSBI FXトレード
【松井証券】 |
|
【GMOクリック証券】 |
|
【GMO外貨】 |
1,000通貨では大きな金額が動かないので、少し物足りなく思われるかもしれません。
ですが初心者は生き残ることが先決です。
経験を積めば、おのずと勝てるようになり、利益の増加ペースも上がってきます。
あせらずにじっくり取り組んでいきましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!