内閣府では、昨年9月30日から11月7日にかけて行った『外交に関する世論調査』の結果を公表しました。最新の海外の国々に対する国民感情についてみていきましょう。
日本人「中国」や「韓国」を嫌っても、決して軽視はできない【内閣府世論調査】 (※写真はイメージです/PIXTA)

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アメリカ、ロシア、中国、韓国、インド…親しみを感じますか?

年に1度のペースで行われている『外交に関する世論調査』。今回、全国18歳以上の日本国籍を有する人を対象に、5ヵ国(アメリカ、ロシア、中国、韓国、インド)と3地域(東南アジア、ヨーロッパ、中央アジア・コーカサス)に対して、どのような感情を抱いているか尋ねています。

 

この5ヵ国3地域に対して「親しみを感じる(親しみを感じると、どちらかといえば親しみを感じるの合計)」の割合が最も多かったのが「アメリカ」で88.9%。「東南アジア」「ヨーロッパ」と続きます。

 

一方で「親しみを感じない(どちらかといえば親しみを感じないと、親しみを感じないの合計)」の割合が最も多かったのが、「ロシア」で13.1%。「中国」「韓国」と続きます。

 

■アメリカ

「親しみを感じる」88.9%「親しみを感じない」11.1%

■ロシア

「親しみを感じる」13.1%「親しみを感じない」86.4%

■中国

「親しみを感じる」20.6%「親しみを感じない」79.0%

■韓国

「親しみを感じる」37.0%「親しみを感じない」61.0%

■インド

「親しみを感じる」51.3%「親しみを感じない」44.3%

■東南アジア

「親しみを感じる」71.5%「親しみを感じない」28.3%

■ヨーロッパ

「親しみを感じる」71.4%「親しみを感じない」28.1%

■中央アジア

「親しみを感じる」22.7%「親しみを感じない」76.8%

 

また5ヵ国と現在の日本との関係が「良好だと思うか、良好だと思わないか」について尋ねたところ、「良好」の回答が最も多かったのが「アメリカ」で91.3%、「良好ではない」の回答が最も多かったのが「中国」で85.2%でした。

 

■アメリカ

「良好だと思う」91.3%「良好だと思わない」8.5%

■ロシア

「良好だと思う」20.6%「良好だと思わない」79.0%

■中国

「良好だと思う」14.5%「良好だと思わない」85.2%

■韓国

「良好だと思う」18.6%「良好だと思わない」81.1%

■インド

「良好だと思う」74.1%「良好だと思わない」25.0%