受験シーズン到来で、本番に臨む受験生は緊張の連続ですが、その親も「学費はどれくらいになるのか……」とハラハラしているかもしれません。いったい大学の学費はどれくらいになるのか。文部科科学省の最新の調査から、私立大学の場合を中心にみていきます。
私立大学の授業料「4年で470万円」…7年連続の値上げに親の悲鳴 (※写真はイメージです/PIXTA)

また私大の場合、学部によって費用は大きく変わります。

 

初年度の納付金でみてみると、文科平均は118万8,991円、理科系平均は156万6,262円。その差は40万円ほどにもなります。さらに4年では、143万8,898円。非常に大きな差です(関連記事:『【学部別】私立大学「初年度学生納付金等」』)。

 

どの学部を志望するかは子どもの興味・関心次第ではありますが、「文系ならどこでも」「合格できればどこでも」というケースも多く、「それであれば学費の安いところに」と考える親もいるのではないでしょうか。

 

私大の初年度の納付金は7年連続上昇。2015年と比べて5万円ほど高くなっています。

 

【私立大学の初年度学生納付金等の推移】

2013年 143万4,329円(-0.6%) 

2014年 143万4,996円(0.0%)

2015年 143万8,571円(0.2%)

2016年 144万3,967円(0.4%)

2017年 145万5,729円(0.8%)

2018年 146万0,776円(0.3%)

2019年 146万6,530円(0.4%)

2020年 148万0,192円(0.9%)

2021年 148万2,964円(0.2%)

 

出所:文部科学省『私立大学等の令和3年度入学者に係る学生納付金等調査結果』より

 

一方、同時期、会社員の給与も前年比プラスを記録していましたが、2019年、2020年と前年比マイナスを記録しています。

 

【日本の会社員の年収の推移】

2013年 413万6000円(1.4%)

2014年 415.0万円(0.3%)

2015年 420.4万円(1.3%)

2016年 4216万円(0.3%)

2017年 432.2万円(2.5%)

2018年 440.7万円(2.0%)

2019年 436.4万円(-1.0%)

2020年 433.0万円(-0.8%)

 

出所:国税庁『令和2年民間給与実態統計調査』

 

コロナ禍で給与アップが望めないなか少しでも出費は減らしたいところですが、大学生の学費は上がり続けている状況……。我が子の進路がどうなるのか、家計面でも気が抜けない日が続きます。