世界的に経済回復に向かうなか、さまざまな商品が需要が高まり、その価格が高騰。生活に打撃を与えています。今回は「ガソリン」について見ていきましょう。
都道府県「ガソリン価格」ランキング…1位と47位で15円もの金額差 (※写真はイメージです/PIXTA)

都道府県別に「ガソリン年間支出額」を見ていくと

さらに総務省『2020年家計調査 家計収支編』でガソリンの年間支出額を見ていくと、全国平均は5万2,096円。1ヵ月当たり4,300円ほどです。

 

さらに都道府県別に見ていきましょう。最も年間ガソリン支出額が多いのは「山形県」で7万9,558円。「群馬県」「鳥取県」「長野県」「三重県」と続きます。一方で支出額が少ないのは「東京都」で1万5,548円。「大阪府」「京都府」「神奈川県」「兵庫県」と続きます。

 

【都道府県「ガソリン年間支出額」上位10】

1位「山形県」7万9,558円

2位「群馬県」7万9,016円

3位「鳥取県」7万6,508円

4位「長野県」7万5,906円

5位「三重県」7万5,312円

6位「新潟県」7万4,181円

7位「山口県」7万3,293円

8位「島根県」7万2,320円

9位「岐阜県」7万2,120円

10位「富山県」7万2,083円

 

出所:務省『2020年家計調査 家計収支編』より作成

 

自動車の保有台数が多い地域は支出額が高く、台数が少ない地域は支出額が少ない傾向にあります。地方は移動手段として車に依存することが多く、車を複数台保有するケースも珍しくありません。普段の買い物に、通勤、通学に車は必需品の地域では、ガソリン価格の高騰は家計に直結する大問題。早く価格が落ち着くよう、願うばかりです。