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会社員の資産形成…老後の資金はどうつくる?
1年を通じて勤務している給与所得者の平均給与は「433万円」です(国税庁『令和2年分 民間給与実態統計調査結果』)。令和元年度は436万円で2年連続の減少となり、コロナ禍の影響を大きく受けました。
平均給与433万円だと、月の収入は36万円ほどになります。前年の収入によって多少の差はあるものの、手取りは27万円~29万円です。老後を見据えて、貯蓄を進めるには給与所得だけでは難しいでしょう。
となると、老後の資金は投資してつくっていく必要があります。会社員の間で注目が集まっているのが不動産投資です。ローンを活用して小さな自己資金で大きな投資が行えるうえに、管理会社に委託することで本業に集中することができるため、会社員の副業として最適といわれているのです。
不動産投資は、人口が増えている場所で、ニーズの高い物件に投資することが成功率を上げるポイントになります。そのような地域のひとつとして注目されている「椎名町」駅周辺地域。実際の統計や不動産価格などから、不動産投資の対象として適しているのか見ていきましょう。
住みやすさ抜群…池袋まで一駅の「椎名町」駅
東京都豊島区にある西武池袋線「椎名町」駅の周辺地域は、上智大学、学習院大学、立教大学などの学生に人気のある大学が近くにあるため、若者に非常に人気のエリアです。
とくに、上智大学と立教大学は「SMART」と呼ばれる新しい人気大学群に入っており、今後も人気大学として、多くの学生が通うことが予想されています。
また、山手線、湘南新宿ライン、丸ノ内線、有楽町線などが乗り入れる池袋駅までそれぞれ西武池袋線と有楽町線で一駅であるほか、池袋や目白と比べると家賃相場が安くなっているので、社会人の人気も高くなっているのです。
また、豊島区の人口増加率は、3.75%、世帯数の増加率は4.21%と、人口が増加しているエリアで、1世帯当たりの人数は、1.64人と単身者世帯が多い傾向にあります。単身者向けのワンルームマンション投資などの対象として考えた場合、「椎名町」駅周辺エリアは、魅力的な地域なのではないでしょうか。
では、「椎名町」駅周辺で不動産投資をするとしたら、どのようなことが想定されるでしょうか、シミュレーションしてみましょう。
「椎名町」駅周辺の地域で不動産投資をした場合のシミュレーション
直近の中古マンションの取引状況から、不動産の売買の状況を見てみると、椎名町周辺の単身者向けの物件で、築10年以内の1Kの中古物件は2500万円が相場となっています。
椎名町周辺の家賃相場は、1K物件の場合6.6万円です。相場通りの家賃収入を見込む場合、月々の負担額はどのようになるのでしょうか。返済期間を25年、金利3.675%を想定して考えていきます。
想定されるローン返済額
■自己資金0円の場合
(毎月の返済額)127,514円-(想定家賃)66,000円=61,514円
■自己資金500万円の場合
(毎月の返済額)102,011円-(想定家賃)66,000円=36,011円
■自己資金1,000万円の場合
(毎月の返済額)76,508円-(想定家賃)66,000円=10,508円
■自己資金1,200万円の場合
(毎月の返済額)66,307円-(想定家賃)66,000円=-307円
■自己資金1,500万円の場合
(毎月の返済額)51,005円-(想定家賃)66,000円=-14,995円
■自己資金2,000万円の場合
(毎月の返済額)25,502円-(想定家賃)66,000円=-40,498円
※返済期間を25年、金利3.675%を想定しています。
上記のように、初期費用として、1,200万円準備できれば、毎月家賃収入がプラスになるという計算になります。
もちろん、これは単純な計算であり、実際の不動産投資はシミュレーションした想定通りにいくわけではないことを留意しておく必要があります。
正確なアドバイスができ、信頼できるパートナーを探す
不動産投資は、長い期間で取り組むもので、途中ですぐにやめることはできません。自分で準備をすることも大切ですが、信頼できるパートナー探しも大切です。まずは不動産会社の人のお話を聞いてみるところから始めてみてはいかがでしょうか。