人生100年時代、「お金」で「お金」を増やす方法を学び、自分の身を守ることが必須となります。本記事では、投資家として「絶対にやってはいけないこと」を見ていきます。※本連載は、投資の学校代表である高橋慶行氏の著書『12万人が学んだ 投資1年目の教科書』を一部を抜粋・再編集したものです。
プロも初心者も関係ない…投資家が犯してはならない「禁忌」 (※画像はイメージです/PIXTA)

お金と時間の浪費…投資における大損を回避する方法

トレードエッジという考え方を知り、確率的に投資で収入を得るべくトレードエッジが発生したときだけに取引をするように心がけたとしても、3連敗、4連敗することはざらにあります。

 

しかし痛いのは連敗ではありません。連敗の際に資金がなくなってしまって、「次の勝負」ができなくなることです。ゲームアウトになって、市場から退場させられる、これが最も痛いのです。

 

連敗どころか1回の大失敗で、それまで積み重ねてきたすべてのお金を吹き飛ばしてしまうこともあります。

 

100万円の資金を使って、多くのトレードを重ねてきて、投資資金を倍の200万円まで増やしたとします。その資金を含めてより大きなトレードを行うことでより大きな利益を狙える素晴らしい局面にまで育ってきたところです。しかしここで、たった1回の取引で150万円の大損を出してしまったとしたら、50万円の資金から投資家生活を再スタートしなければなりません。

 

50万円からもう一度200万円に戻すには、そのときの相場状況に左右されるにしても、以前100万円から200万円にしたときよりも、はるかに時間がかかります。

 

お金だけではなく時間も浪費するという意味でも、投資における大損は絶対に回避をすべきなのです。だから、たとえば2%の含み損が出たら決済するといった損切りルールを設定したら、それを徹底して守ってほしいのです。

 

ある程度、投資技術が高まった後には、自分都合で2%だとかいう損切りラインを決めずに、相場都合に任せた損切りラインを決めるということもできますが、大損するくらいなら、一定のパーセントで、自分都合での損切りも、次の売買を行うための資金を確保するために止むを得ないと考えることが得策です。

 

このようなルールを守っている限り、破滅的な大損はあり得ませんし、いつまでも次の打席に立つことができ、トータルで勝つことができるのです。