人生100年時代、「お金」で「お金」を増やす方法を学び、自分の身を守ることが必須となります。本記事では、投資家として「絶対にやってはいけないこと」を見ていきます。※本連載は、投資の学校代表である高橋慶行氏の著書『12万人が学んだ 投資1年目の教科書』を一部を抜粋・再編集したものです。
プロも初心者も関係ない…投資家が犯してはならない「禁忌」 (※画像はイメージです/PIXTA)

チャート分析で投資チャンスを発見しよう

チャートとは、株価や通貨の値動きの推移をグラフ化したものです[図表1]。チャートを分析できるようになると、以下のようなメリットが享受できるようになります。

 

◉他人からの情報に惑わされずに自分の意思で勝てる投資ができるようになる。

◉何度も繰り返し投資チャンス(トレードエッジ)を発見できるようになる。

◉パソコンやスマホの向こう側にいる投資家心理が理解できるようになる。

◉投資をルール化することができ、感情で右往左往しにくくなる。

◉しっかりと確かな投資方針を確立できるようになる。

 

[図表]チャートの例
[図表1]チャートの例

 

チャートではローソク足という記号が使われています。

 

ローソク足には、陽線と陰線の2種類があります。陽線は「価格が上がっている状態」を示し、陰線は「価格が下がっている状態」を示します。

 

陽線は「どこからどこまで、どんな風に価格が上がったのか」、陰線は「どこからどこまで、どんな風に価格が下がったのか」を、「始値(はじめね)」「終値(おわりね)」「高値(たかね)」「安値(やすね)」という4つの価格を1つの記号に含めることで、簡潔に表現しています。

 

チャートを改めて定義すると、ローソク足を基本単位として、ローソク足を時系列に並べることで値動きの推移をグラフ化したものです。

 

チャートは、過去の実績なので、未来のことはわからないという投資家もいますが、トレードはそもそも予想するものではありません。

 

重要なことは、チャートによって現在の状況を正しく把握することです。チャートという過去の値動きの記録を見ながらこれから上がるのか、下がるのかを判断している投資家が世界に数え切れないほどいるということです。これは機関投資家など、大量の資金を運用するプロ中のプロであっても変わりありません。

 

つまりチャートを見ながら、「これから上がる」と思った投資家が多ければ、買い注文が増え、価格は上がりますし、「これから下がる」と思った投資家が多ければ、売り注文が増え、価格は下がるということです。

 

つまりチャートを見ている投資家たちの人間心理の集合が価格を決めるということなのです。

 

このことこそがチャートを重要にしている要因であり、チャートを見ることに意義があることの根拠なのです。