不動産投資の要「稼働率」…リゾートだから実現する驚きの集客

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テンフィールズファクトリー株式会社
不動産投資の要「稼働率」…リゾートだから実現する驚きの集客
(※写真はイメージです/PIXTA)

レンタルサーバー、ダーツカフェ、農業用コンテナ温室栽培など、幅広い事業を展開するテンフィールズファクトリー株式会社(2002年設立、資本金4000万円、本社・京都)が、新たに「ホテル投資」をスタートする。その名も、リゾートホテルとグランピングを融合した「+FINO RESORT VILLA」(プラフィーノリゾートヴィラ)。コロナ禍の現在、稼働率の維持に苦戦する宿泊施設も多いが、対策は講じているのだろうか。テンフィールズファクトリー株式会社代表の市川裕氏が語る。

稼働率を左右する「ユーザー満足度」…集客対策は?

テンフィールズファクトリー株式会社が新たに販売を開始する、投資型宿泊施設「+FINO RESORT VILLA」(プラフィーノリゾートヴィラ)。手ぶらで訪れてもキャンプを楽しめる「グランピング」と、贅沢な「ホテル空間」を併せ持つ新しいタイプの宿泊施設で、建設地は三重県伊勢市。2階建て17室の区分所有物件(平均価格1室2,300万円程度を予定)は、2022年に竣工予定だ。

 

今回は同施設の詳細な魅力を、市川氏に説明してもらう。

 

 

代表・市川裕氏(以降、市川)「ホテルなどはこれまで『施設内でいかにユーザーに楽しんでもらうか』だけを考え、事業を展開していたと思います。運営オペレーションを弊社がすべて担当するプラフィーノリゾートヴィラにおいては、施設内はもちろん、地元の方と連携した施設外サービスも提案していく予定。例えば農地を借り受けての『農業体験』、また施設からすぐの二見海水浴場で潮干狩りなど、ファミリーで楽しめるイベントを積極的に開催していきます。稼働率が落ちるウィークディに関しては、1時間数千円程度で1室を開放する『時間貸しプラン』を用意して、地元の方にもアピールしていく予定です」

 

プラフィーノリゾートヴィラでは、旅行の楽しみである「食」についても「出張シェフ」という斬新なサービスを提供予定。料金も比較的リーズナブルで、お客様1人につき3,000〜6,000円程度に設定するという。

 

市川「地元の飲食店と連携を図り、シェフをお部屋まで派遣します。コンドミニアムタイプのヴィラには各部屋にキッチンが設置されているので、プロの作った料理をその場で楽しむことができるのです。ジャンルはイタリアンにフレンチ、そして中華までと多彩。内部で開店しているレストランしか提案できなかった従来のホテルに比べ、幅広い選択肢とお楽しみを提供できます。もちろん食材には、伊勢海老や貝類といった、地元の名産を活用していきます」

 

出張シェフがその場で料理を振る舞う(写真はイメージです/PIXTA)
出張シェフがその場で料理を振る舞う(写真はイメージです/PIXTA)

 

「しいたけのコンテナ栽培投資」(関連連載『完売御礼に次ぐ新設置!驚異の利回りを実現する「コンテナファーム投資」』)など、斬新な商品を販売してきたテンフィールズファクトリーならではの発案力は、今回の宿泊施設でも充分に発揮されそうだ。

 

こうしたオペレーションは消費者の興味を惹くため、高稼働の維持に役立つことは間違いないが、問題となるのは「プロモーション」。実際、どのように展開していく予定なのだろうか。

 

市川「専門部署であるメディア事業部が、エンドユーザーへのアプローチをマルチに展開していきます。宿泊施設の集客には、『楽天トラベル』や『じゃらん』といった、競争の激しいポータルサイトを利用するのが一般的。もちろん出稿しますが、それ以外にも、まだ業界が活用しきれていないSNSを通じ、積極的にプロモーションを仕掛けていきます。私どもはもともとIT企業としてスタートしていますから、デジタルマーケティングには自信を持っています」

「アジアの需要に応える施設が、日本は極端に少ない」

市川氏の目は、コロナ禍が世界的に収束した際に復活する、インバウンド需要にも向けられている。特に中国以外のアジア諸国から旅行者を積極的に取り込んでいくことが大切であると、力説する。

 

市川「日本は近年、中国からの旅行客が集中していたため、コロナ禍の影響は甚大となってしまいました。今後はひとつの国に頼り過ぎることなく、さまざまなインバウンドを誘致できる施設を目指さなくてはなりません。

 

弊社はフィリピンとインドネシアに海外支店を展開しているのですが、現地スタッフが数世代に渡る大家族で生活していることに、驚かされます。彼らは海外旅行の際も大所帯なんですが、日本の場合、『1部屋に4人以上宿泊できる施設』が極端に少ない。だからこそ、プラフィーノリゾートヴィラの存在が光るんです。今回は室内最大6名、ガーデン部分のグランピング施設を活用すれば、さらに2名の追加宿泊が可能です。こうした特徴を活用し、各国からの観光客のニーズに応えていきます」

 

完成イメージ(テンフィールズファクトリー株式会社提供)
完成イメージ(テンフィールズファクトリー株式会社提供)

 

一棟貸し切り型のプラフィーノリゾートヴィラは共用部分がわずかであるため、ほかの宿泊者と接触する機会が少ない。室内に空気清浄機を常設し、衛生対策にも余念のない仕上がりになる予定だ。

 

市川「コロナ禍で人々に身に着いた衛生感覚は、収束後も継続していくと考えられますので、対策は万全です。実は予約からチェックアウトに至る一連の手続きを、すべて自動化できるシステムも導入するのですが、いまのところ三重県では対面接客が義務づけられていますので、将来的な制度変更に備えているといった状況です」

 

このようにプラフィーノリゾートヴィラは、高稼働率を維持するために必要ないくつもの施策を講じている。

 

さらに施設内の何室かは「ペット宿泊可」とし、高まる需要に応える予定だ。内装の問題はリフォームなど費用も含めて、すべてテンフィールズファクトリーに任せられるため、ペット同伴に伴う汚れや傷の心配に頭を悩ませる必要もない。

 

次回は投資家にとって最も気になる「収支計画」や「保証」について、より詳細なお話を伺っていく。

 

 

 

取材・文/西本不律
※本インタビューは、2021年6月7日に収録したものです。