フィリピン不動産投資…地域と物件の「目利き」が重要な理由

フィリピンを舞台とする、新しい形の会員制コミュニティ「GATE of ASSETS 財団」が注目を集めている。本稿では、この財団の会員のみがリーチできる「投資と保全」の最新情報について、ハロハロアライアンス・ディレクターで「GATE of ASSETS 財団」の常任理事である鈴木廣政氏を中心に、現地情報に精通した方たちに紹介していただく。今回は、ハロハロホームアドバイザーの渡辺頼子さんに、フィリピン不動産投資のポイントなどを伺った。

投資物件の精査にも活きる「賃貸仲介の豊富な経験」

── ハロハロホームで働く前からフィリピンで不動産業をしていたということですが、そのきっかけは?

 

渡辺 知人が、不動産業をやるので一緒にやらないかと誘ってくれたことです。私は当時、英語がほとんど話せなかったので、日本人の方を相手にした賃貸物件紹介のサービスはぴったりでした。また、今もそうですが、フィリピンはこれから人口が増加していく国なので、不動産業は当然有望だと考えていました。結局、その会社には1年ほどいましたが、不動産や投資について勉強させてもらいました。

 

── その後、ハロハロホームに転職した経緯を教えてください。

 

渡辺 先の会社を辞めてしばらくして、母の体調が思わしくないことなどがあって、一度日本に帰国しました。半年くらい日本にいた後、再びフィリピンに戻ったのですが、今度はフィリピン人とアライアンスを組んで、自分で不動産賃貸業を始めました。主に現地の日本人駐在員を相手に賃貸物件のあっせんを行うという仕事です。

 

そのときのお客様の1人に、ハロハロアライアンスの岡田がいたのです。そして、岡田から「うちの社長の鈴木がフィリピン不動産に詳しい人を探しているので、一度会ってくれないか」と言われたのが始まりです。それで、私がやっていた事業をハロハロホームに引き継いで、私は統括という形で参加させてもらうことになりました。それが2014年の秋です。

 

── ご自身で事業をなさっていたときは賃貸仲介で、ハロハロホームさんでは投資物件仲介となると、少し分野が違いますが。

 

渡辺 私がフィリピンで長く不動産賃貸仲介をしてきたことが、投資物件仲介の業務にも大いに役立ちました。というのも、賃貸仲介であれ投資物件仲介であれ、結局は「良い物件」を見極める目利きが、もっとも重要になるからです。

 

フィリピンでは、コンドミニアムは通常プレビルドで販売されます。そして、計画の初期段階で買えば買うほど、安く購入できます。デベロッパーは「完成までには30%値上がりするよ」などと言いますが、もちろん目論見通りに行くとは限らず、それを上回るときもあれば、下回るときもあります。

 

ハロハロホーム 渡辺頼子氏
ハロハロホーム 渡辺頼子氏

ここでポイントとなるのは、そのデベロッパーが過去に建てた物件がいまどうなっているかを確認することです。デベロッパーが作る建物のくせだったり、立地だったり、住人の状況だったりを、できるだけたくさん確認しておきます。そうすると、まだ企画段階の物件でも、あのエリアでこういう建物なら、こういう人が住んでこれくらいの賃料になるだろうなどと、ある程度の判断ができるようになります。実際、様々なプロジェクトのスクリーニングを行っていますが、過去に賃貸物件をたくさん見てきた経験が本当に役立っています。

 

── 物件ごとの目利きが大切ということですね。

 

渡辺 物件ごともそうですが、同時に、エリアの選択も非常に重要です。というのは、ここ数年、フィリピンではオンラインカジノの会社が増えており、大規模コールセンターがたくさん作られています。ひとつのコールセンターができると、何百人という従業員が働くので、周辺のコンドミニアムはすぐいっぱいになります。

 

そして、そういう物件を狙って、中国系の投資家がどんどん投資をしてきている現状があります。しかしオンラインカジノは許認可業ですので、いまは増えていますが、将来どうなるかわかりません。そういうコールセンターが集まるエリアは、短期的には人口が急増していますが、今から日本人が参入して投資をするのは、かなりリスクが高いと感じています。


それより、フィリピン人の高所得者層が好むエリア、海外系の商社や銀行などで働く人が多く集まるエリアなど、長期的に手堅い賃料が見込まれるエリアの物件を選ぶべきだと考えます。

フィリピンと「肌が合いそう」と感じたら投資を・・・

── 国としての長期の成長見通しはどうでしょうか?

 

渡辺 先日、世界銀行グループの報告書で、いま世界で一番投資に適している国としてフィリピンが選ばれたというニュースがありました。


それが正しいかどうかということはありますが、フィリピン政府も国民も、そこまで言われているからにはやろう、という雰囲気が高まっていることは間違いありません。インフラも急速に整備されていますし、マカティとかボニファシオ・グローバルシティといった都市は、東京と変わりません。人口ピラミッドで若年層の割合が高いこともあり、今後も経済成長については有望だと思います。

 

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── フィリピン不動産投資を検討している方に気をつけていただきたいことはありますか。

 

渡辺 まずは、フィリピンという国がどういう国で、フィリピン人というのがどういう人たちなのかを、ぜひご自身の目で見て、感じていただきたいと思います。その上で、肌に合いそうだと思ったら、ぜひ投資を検討なさってください。

 

その際、違う国ですから、日本のビジネス文化や習慣が通じないこともよくあります。そこに不安を感じる方もいらっしゃいますが、弊社では現地スタッフとの電話やFacebookメッセンジャーを通じたやり取りなどで、可能な限りリアルタイムで緊密なコミュニケーションを取り、投資家の方をサポートさせていただきます。

 

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ハロハロアライアンス/ディレクター
GATE of ASSETS 財団/ 常任理事
公益財団法人 国際人材育成機構/マニラ駐在員事務所開設準備室長 

1979年、愛知県生まれ。大原簿記専門学校卒業後、アパレル会社での勤務をへて、2000年、同業種で独立。同年自社ブランドを立ち上げ、卸、直営店舗を展開。その後、海外生産拠点を背景にOEM事業を開始。2005年にフィリピンに行き、1人のタクシードライバーに人生の生き方を考えさせられ、同地にて為替&アテンドビジネスをはじめ、もともとの事業を売却。その後、2007年にコンサル会社、2009年にPR会社を設立。2010年にフィリピンでオフショアのシステム会社を経営するO氏と出会い、同年Hallohallo incの立上げに従事する。

2014年にHallohallo Home incを立ち上げ、Hallohallo Assets、System、Travel、WebTV、Design、Builder、Exercise、Life、School、Maintenance、Architect、Salon、Clinic、Spaやストリートチルドレン復学プログラム等、多くの新規事業をアライアンス事業として立ち上げる。

著者紹介

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