今や世界有数の成長国といえる「フィリピン」。日本の富裕層による不動産投資なども進むなか、投資先として特に注目を集めているのが「セブ島」である。本連載では、現地最大のインフラ建設会社と日本のハロハロホームが手がける巨大開発プロジェクト「ハロハロエデン」の全貌とともに、購入ステップなどの詳細情報を見ていきたい。第1回目は、セブ島で進む巨大プロジェクト「ハロハロエデン」の概要を紹介する。

日本人にとって良いことだらけ!? セブ島の魅力

近年、成長著しいフィリピンのなかでも、特にいま「セブ島」エリアは各方面から高い関心が寄せられている地域です。

 

もともと、マリンアクティビティや観光など、充実したバカンスを過ごせる保養地として注目されてきたセブ島ですが、最近はセカンドライフを送る永住地、長期滞在地としての評価や、語学(英会話)学校の拡充を背景にした留学・遊学先としての評価も高まっています。

 

 

セブ島は日本人にとって過ごしやすく、メリットの多い土地です。東京~セブ島間の直行便は毎日運行されており、飛行時間は4時間程度。物価は日本の半分程度で、気候に関してはイメージ的にハワイに近く(年間平均気温26.5℃)、年間を通じて半袖で過ごすことができます。

 

日本人にとって嬉しいのは、フィリピン人が「親日」だという点。日本人に対して好感を抱いている人が多く、そもそも朗らかで家庭的なフィリピン人と日本人の気質が合うのです。また、フィリピンでは英語が公用語のひとつになっているので、現地の人とコミュニケーションを取ったり、案内表示やメニューを確認する際に困ることがありません。

 

日本人にとってフィリピン──とくにセブ島は、立地、気候、人柄、言語など、さまざまな側面で他の国々と比べて魅力や利点の多いエリアといえるでしょう。

東京ドーム36個分の敷地に5つのタワー型コンドを建設

そんなセブ島で、とある都市開発のビッグプロジェクトが進行しているのをご存じでしょうか? その名も「ウッドランドプロジェクト Produced by ハロハロエデン」(以降、ハロハロエデン)。セブ島最大のインフラ建設会社「デュロスランド」が建設施行・開発を手がける一大プロジェクトに、日本発の企業である「ハロハロホーム」が企画・販売・運用の面から参画しています。

 

ハロハロエデンは、セブ島エリアにあるマクタン島の東海岸で進められている巨大都市計画です。緑が豊かな東京ドーム36個分の敷地に、5つのタワー型コンドミニアムを建設。それらを軸に、ショッピングやアクティビティが楽しめる施設、医療・介護施設といった関連施設が整えられます。セブ島の空の玄関口、マクタン・セブ国際空港から車で40分ほどとアクセスも容易。海にもほど近く、絶好のロケーションです。

 

 

最初に建設されるタワー1は、日本の「和」をテーマにした地下1階、地上14階建てのコンドミニアムに「ゴルフ場利用権」が付帯した施設です。完成は2019年3月の予定。こちらのコンドミニアムは、1年間を52週に分け、1週間ごとの不動産所有権付きオーナーシップとして販売されます。つまり「年に7日間のコンドミニアム宿泊とゴルフ場の無料利用」がセットになっているのです。

 

 

現在、施設の建設やオーナーシップへの募集が進められているタワー1に続いて、介護付きコンドミニアムのタワー2、介護施設とのジョイントコンドミニアムであるタワー3、オフィス + 社宅付きコンドミニアムのタワー4、ヘリポートが併設された医療サービス付きコンドミニアムのタワー5の建設も計画されています。

 

[各タワーのコンセプト]

魅力の多いハロハロエデンですが、とりわけ魅力的なのは、やはりゴルフ場会員権が付加されている点です。次回はそのあたりに焦点をあて、さらに詳しく紹介します。

取材・文/漆原 直行
※本インタビューは、2017年7月27日に収録したものです。