(※写真はイメージです/PIXTA)
友人4人の食事会が、いつの間にか毎回「子連れ」に
東京都内に暮らすミホさん(43歳・仮名)は、会社員の夫と中学生の息子との3人暮らし。自身も会社員として働いており、夫婦の世帯年収は約1,100万円です。
大学時代から仲のいい女友達が3人いて、40代になった現在も年に4~5回ほど集まっていました。4人のうち、子どもがいるのはミホさんとユカさん(42歳・仮名)。ほかの2人は独身です。
数年前、ユカさんが娘を食事会に連れてきました。
「最初は『預ける人がいないから連れて行ってもいい?』と聞かれて、もちろんいいよと答えました」
ところが、その次も、そのまた次も娘は一緒。やがて事前に確認されることもなくなり、ユカさんが参加するときは娘も来ることが前提になっていきました。
それに伴い、食事会の形も変わりました。
子どもが食べられる料理がある店、子連れでも入りやすい店、遅くなりすぎない時間――。
「以前は夜に集まって、お酒を飲みながらゆっくり話すこともありました。でも、それも難しくなりました」
ミホさん自身にも息子がいますが、友人との食事会には連れていきません。
「友達と会う日は夫にお願いしたり、息子の予定に合わせたりしていました。せっかくなら大人同士で話したいので」
成長するにつれ、大人の会話にも入ってくるように
ユカさんの娘がまだ小さかったころは、隣で食事をしたり、ひとりで遊んだりしていることが多かったといいます。しかし成長するにつれ、状況は変わりました。
「だんだん話がわかるようになって、大人の会話にちょこちょこ入ってくるようになったんです」
仕事の話をしていれば、「それってどういう意味?」。恋愛の話をしていれば、「その人と結婚しないの?」。そして結局、子ども中心の話になってしまって毎回消化不良に終わることも多くなりました。
もちろん、子どもに悪気があるわけではありません。
「でも、正直ちょっと煩わしいと思うことはありました。大人だけだから話せることもあるじゃないですか」
仕事の愚痴、夫婦関係、恋愛、家族の事情。子どもがいれば、どうしても話題を選びます。
「私たちは友達同士で会いたいのであって、毎回“親子との食事会”をしたいわけじゃないんですよね」
たまになら気にならない。ただ、毎回となると話は別でした。