総務省の「家計調査報告」によれば、一人暮らしの1ヵ月あたりの平均消費支出は約17.3万円にのぼります。その一方で、実家に少額の生活費を入れ、親に経済的に依存する若者の実態が問題視されています。内閣府の「高齢者の経済生活に関する調査結果」でも、シニア期に入ってもなお「子や孫の生活費を負担している」と答えた高齢者が25%を超えています。本記事では、手取り20万円のうち「月4万円」を家に入れて好き勝手を続けた結果、年金暮らしの父親を激怒させ、「お盆までの強制退去」を宣告された24歳男性の事例を紹介します。
お盆までに出ていけ!…年金暮らしの父がブチギレ。「毎月4万円」を家に入れる手取り20万円・24歳息子へ〈実家の強制退去〉を宣告したワケ (※写真はイメージです/PIXTA)

「お盆までに出ていけ!」ブチギレた年金暮らしの父が〈強制退去〉宣告

金曜の仕事終わりに朝まで飲み続け、二日酔いで昼前に帰宅したタクヤさん。母親が用意していた朝食に「これだけ?」と文句をつけた瞬間、これまで黙っていた父親の怒りが爆発しました。

 

「いい加減にしろ! いい年して毎晩のように飲み歩いて、家のことは母さんにやらせて文句ばかり。おまけに先月の生活費もまだ払っていないじゃないか!」

 

父親の突然の説教に、タクヤさんは「ちゃんと金は払ってるだろ! 少しくらい遅れただけでうるさいんだよ!」と逆ギレ。その言葉で、父親の堪忍袋の緒は完全に切れました。

 

「月に4万円入れているくらいで偉そうにするな! そんなに自分の好きに生きたいなら、お盆までに出て行け!」

 

激昂する父親の姿に、タクヤさんは言葉を失いました。自分では「お金を入れて家計を助けている」つもりでしたが、父親から見れば、ろくに生活費も払わずに居座るだけの存在だったのです。

 

「あの親父がここまで本気で怒るとは……。さすがに甘えすぎたと反省しています」

 

現在、お盆の退去期限に向けて都内で賃貸物件を探しているタクヤさん。しかし、これまで散財し続けたせいで貯金はゼロ。とてもではありませんが、引っ越しの初期費用が払える状態ではありません。焦るタクヤさんは、「せめて引っ越しの初期費用が貯まるまでは退去を延期してくれないか」と泣きついて交渉しているものの、父親の態度は頑なだといいます。

 

[参考資料]

内閣府「結婚行動の経済分析(2025)」
内閣府「令和6年度 高齢者の経済生活に関する調査結果」
総務省「家計調査報告(令和7年)

 

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