「新入社員が〇日で辞めた」といった「早期離職」が話題に上ることが増えました。せっかく採用や育成にコストをかけても、すぐに辞められてしまっては中間管理職として頭を抱えるところでしょう。「最近の若者だから仕方ない」と割り切る声もありますが、新入社員への意識調査をみると、意外な本音が浮かび上がってきました――。竹下友浩氏の著書『最大の成果を生み出すチームビルディング メンバー育成に悩む中間管理職のあなたへ』(ごきげんビジネス出版)より、望まぬ早期離職を防ぐ上司のあり方を考察します。
早期離職率〈30%強〉も「本当はずっとここで働きたい」…入社3年以内に退職するZ世代社員の“意外な本音”

Z世代が離職する多くの原因は「上司」

「上司に期待すること」を見ると、現在の中間管理職のあなたの経験とは真逆のことを部下が大切にしていることがわかります。

 

現在の中間管理職の多くは、昭和時代の上司のマネジメントで育てられ、成果を上げてきていますので、昭和のマネジメントを引き継いでいます。無意識のうちに自分を育ててくれた手法を引き継ぎ、良かれと思って部下に適用してしまっているのです。

 

メンバーの価値観の変化に対して、日本のマネジメント層が対応できていない。そのため、メンバーが上司に期待することと、上司の指導方法が合わなくなっていることが、若手メンバーが離職する大きな理由です。

 

しかし、これは希望でもあります。なぜなら、上司がこれまでの画一的な指導法を見直し、部下の成長に寄り添う形へ改善すれば、離職を食い止められるからです。部下が求めているのは、自分の意見に耳を傾け、適切に評価し、専門性を高めてくれるリーダーの存在なのです。

 

 

竹下 友浩

マネジメント研修講師/生成AI研修講師&コンサルタント

 

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