内閣府の調査によると、高齢者の4人に1人が「子や孫の生活費を負担している」ことがわかっています。親が元気なうちは成立する「パラサイト生活」ですが、独立して家庭を築いた別の子や夫婦に、そのツケが回ってくることも考えられます。本記事では、世帯手取り月収50万円の42歳妻の事例をもとに、義父母への感謝の食事会に必ずついてくる〈36歳・無職の義妹〉の飲食代、さらにはデザート代まで奢らされる理不尽な現実について見ていきます。
「なんで奢らないといけないの…」世帯手取り50万円・42歳妻、義両親とのランチ会に必ず同席する〈36歳・無職の義妹〉が「期間限定いちごパフェ」を平然と頼む図々しさに唖然 (※写真はイメージです/PIXTA)

私たちはコスパ重視なのに…「2,000円の期間限定・いちごパフェ」を頼む義妹に唖然

「百歩譲って、家族として同席するのは理解できます。でも、会計時に義妹は絶対に財布を開きません」

 

サオリさん夫婦が家計を気にしてコスパのいいランチセットを選んでいる横で、ヒナコさんはメニューの金額すら見ずに、2,000円近くする季節限定の特大パフェを食後のデザートとして平然と頼むといいます。

 

会計は毎回1万円を超えますが、支払いを済ませて店を出てもヒナコさんから「ごちそうさま」の一言もありません。それどころか「期間限定のいちごパフェ、美味しかったけどちょっと量が多すぎたかな」と文句をいう始末。

 

この理不尽な状況について、ジュンイチさんに抗議しても「親父たちにはいつも助けてもらってるし、妹は今無職で金がないんだからこれくらい出してあげよう」と呆れた言葉が返ってきます。

 

「夫にとっては、血のつながった可愛い妹かもしれません。でも家計をやりくりしている私からすれば、なぜいい大人のデザート代まで奢らないといけないのかと腹が立ちます」

 

サオリさんがさらに不公平感を募らせているのは、自分の実家との金銭感覚の決定的な違いです。

 

サオリさんの両親と一緒に外食をした際は、「これからお金がかかるんだから、自分たちの食べた分くらい自分で払うわよ。浮いたお金は貯金でもしなさい」と、きっちり自分たちの分を支払ってくれます。ときには多めに現金を置いてくれることもありました。

 

「自分の親と比べてはいけないと頭ではわかっています。でも、いくら身内とはいえ、お金を払ってもらって当然という態度の義妹と、それを黙認する夫や義父母を見ていると、悲しい気持ちになります」

 

家族という近い関係だからこそ、お金の境界線は曖昧になりがちです。サオリさんが抱える小さな不満の積み重ねは、夫婦の間に修復しがたい溝ができかけています。

 

[参考資料]

内閣府「令和6年度 高齢者の経済生活に関する調査結果」

内閣府「結婚行動の経済分析(2025)」