(※画像はイメージです/PIXTA)
40歳・年収500万円。教育費とローンを抱えるAさんの焦り
都内のメーカーで営業職として働くAさん(仮名・40歳)は、年収500万円で妻と小学生の子ども1人を養う会社員です。住宅ローンの支払いもあり、日々の生活費を除けば、貯蓄に回せるのは月に5万円ほど。これまで銀行の定期預金で貯めてきましたが、当時の金利はほぼゼロに近い水準でした。
「これで本当に老後は大丈夫なのか」と漠然とした不安を抱えていました。
そんなある日、社内で同僚が休憩時間に投資の話をしているのを耳にしました。「新NISAで毎月コツコツ積み立てているんだ。資産は着実に増えているよ」という言葉に、Aさんは内心焦りを感じます。自分は何もしていない……。
「40代は毎月いくら投資している人が多いのだろう?」
「毎月いくら積み立てれば、将来いくらになるのだろう?」
「銘柄は何を選べばいいのだろう?」
Aさんは、そのような疑問を抱えながら、新NISAで資産形成を始める決意をしました。
なぜ「新NISA」が資産形成におすすめなのか?
2024年からスタートした「新NISA」には、次のようなメリットがあります。
■「新NISA」の主なメリット
・運用益が非課税:通常、投資で得た利益には20.315%の税金がかかりますが、新NISAなら運用益や配当金が非課税
・非課税保有期間が無期限:旧NISAでは非課税期間に制限がありましたが、新NISAでは無期限で保有が可能
・年間投資枠が拡大:つみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円で、合計年間360万円まで投資可能
・生涯投資枠1,800万円:最大1,800万円まで非課税で投資可能(うち成長投資枠は1,200万円まで)
Aさんのように40歳で新NISAを始め、たとえば25年間の運用で600万円の売却益が出たとします。その場合、通常の課税口座では20.315%の税金がかかり、約120万円が差し引かれるため、約480万円が手元に残ります。
しかし、新NISAなら非課税となるため、600万円をそのまま受け取ることができます。
また、新NISA(つみたて投資枠)で購入できる商品は、金融庁が定めた基準を満たした、長期・積立・分散投資に適した投資信託とETFに限られます。手数料が低く、初心者でも始めやすい商品が中心となっているため、銘柄選びも難しくはありません。
このように、資産形成を始めるなら、NISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)といった国の税制優遇制度を上手に活用することが、将来手元に残るお金を最大化する近道になります。