「往復の旅費を出すから、行ってこい」…起業家の「給付型奨学金」が若手アーティストの大きな一歩に。奨学金で夢を叶えた学生たちの“生の声”

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「往復の旅費を出すから、行ってこい」…起業家の「給付型奨学金」が若手アーティストの大きな一歩に。奨学金で夢を叶えた学生たちの“生の声”

限られた学生にしか届かない「給付型奨学金」。その現状を変えようとしているのが、株式会社ガクシーです。奨学金といっても種類はさまざまですが、ガクシーは奨学金をオーダーメイドで創設し、若者の夢を直接応援できる「冠奨学金」を提案しています。今回は、起業家から受けた奨学金で夢を叶えた美大生などの“生の声”をご紹介。あなたも奨学金を通じて、未来への投資を始めてみませんか?

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若きアーティストの夢を「奨学金」という形で叶えた起業家

奨学金を受けて多摩美術大学に通いながらアーティスト活動をしている池田世知さん。

 

池田さんは特に1980年代のニューヨークでアートシーンを牽引したジャン=ミシェル・バスキアに大きな影響を受けているそうです。お気に入りのバスキア作品は、ロサンゼルス・ダウンタウンにある美術館「ザ・ブロード」で展示されており、いつかそれを現地で見ることが夢だったと話します。

 

そんな中、ある起業家が給付型奨学金の募集を始めたという話を耳にし、元々その起業家に憧れていたため「とにかく会って話したい」とすぐに連絡。面接では、自身のアーティストとしての活動や思いを語りました。「一番好きな画家は誰ですか?」と尋ねられたときは、もちろん「バスキアです」と答えたそうです。

 

「そのまま『君のバスキアの一番好きな作品は、どこに行けば見られるんだ?』と聞かれたので、『僕はまだ行ったことがないのですが、ロサンゼルスに最高傑作があります』と答えました。すると、その場で『往復の旅費を出すから、行ってこい』と言っていただいたんです」

 

こうして池田さんは給付型奨学金を受け取り、その資金をもとに1ヵ月ほどアメリカに滞在。念願だったバスキアの作品の前に立った時には、100分間、その場を離れられなかったそうです。

 

池田さんによると「私が初めてバスキアの作品を見たとき、ただただ立ち尽くしてしまった。気がつくと100分もの時間が経過しており、まさにこの時の私は意識下と無意識下の境目にありました」。そこで得たインスピレーションを日本に持ち帰り描いた作品が「自画像」です。

 

池田世知《自画像》
池田世知「自画像」

 

池田さんはこう語ります。

 

「奨学金は自己の証明の入り口です。受給して改めて自分が何を成すべきかアイデンティティを認識できました。このアイデンティティをくださった起業家の方は僕をアーティストとして誕生させてくれた親のように感じ感謝しています」

奨学金は未来を照らしてくれる光のような存在

富山県に住む寺田瑞季さんはご自身の体験を語ってくれました。

 

「奨学金を受け取ったきっかけは、高校生の時に立て続けに両親を亡くしたことです。そのことがきっかけで、一時期大学に行けないかもしれない、今まですごく勉強してきたことが無駄になったような暗闇の中に落ちたような感覚になりました。今後どう生きていこうか悩んでいたところ、ある財団から奨学金をいただけることになりました。大学に通えるとわかった時には一筋の光が差し込んだような感覚になりました。

 

現在は理学部の自然環境科学科で先進的な地熱発電の実現に向けた研究を行っています。持続可能な社会の実現に向けて社会に貢献していけるような人材になっていきたいです! 資金を提供してくださった財団には本当に感謝しています。今後私も次の世代に恩返ししていきたいです」

あなたの名前を冠した奨学金をオーダーメイドで創設できる
「冠奨学金」をご提案

ガクシーでは、あなたの名前を冠した奨学金制度をオーダーメイドで創設できる「冠奨学金」を提案しています。後世に名を残す冠奨学金。支援したい学生層や分野を指定でき、感謝の声がお手紙のような形で直接届く、手触り感のある支援です。さらに、企業にとってはCSRやブランド価値の向上、採用力強化にもつながります。

 

奨学金の組成を通じて、未来への投資を始めてみませんか。応援したい学生層、伝えたい想い、あなたの想いを形にします!

 

 

株式会社ガクシー
代表取締役 松原 良輔

 

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