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“勝率”と“月利”の目標について
“3年でFIRE”を達成するためのトレードの目標について、必要な勝率と、月利の考え方を見ていきましょう。
まず、「勝率面」についてですが、最終的に「勝率65%」を目指していきます。このくらいの勝率が出てくると、3年でFIRE達成に近づくと考えているので、その根拠に関しても、のちほど検証します。
勝率65%が高いのか、低いのかに関しては、個人の捉え方があると思いますが、利益1:損切1の手法で、65%を目指すことになります。
ここで、勝率目標が「8~9割」などと、あまりにも高すぎると、1回1回のトレードが「負けられない!」と、プレッシャーになってしまいますよね。その緊張の中、どうしても勝ちたいあまりに、損切をずらしてしまったり、利確を早めてしまったり、ルールを破ってしまう可能性があるので、高すぎる、現実離れした勝率は設定しない方が良いでしょう。
それも踏まえた目標が「65%」です。利益10pips:損切10pipsの損益比で、2勝1敗ペース(=66%)に近いものを、最終目標として達成すれば良いわけです(注:あくまで最終目標。練習段階では、さらに低くて当然であり、焦らなくて大丈夫)。3回トレードしたならば、2回は勝ち、残り1回はしっかりとルールどおり損切していく。そういったペースになります。
では、勝率65%だと、具体的にどういったリターンになるのかを検証します。また、ここで「1日何回トレードするか?」については、「1日1回のトレード」と仮置きしたいと思います。
勝率と同じく、トレード回数も、現実離れした目標になると、達成が難しくなります。そこで、今回は忙しい方でも実現しやすいものとして、1日1回のトレードと設定しました。その前提で考えると、1か月は約20営業日になるので、「毎月のトレード回数の目安は20回」になります。
では、計算してみましょう。
毎月の目標トレード回数「20回」×目標勝率「65%」=勝ち数は「13勝」
つまり、1か月20営業日で勝率65%、この目標を達成していくと、13勝7敗のペースになります。