「せっかく太陽光発電を設置したのに、余った電気は微々たるお金にしかならない……」そう感じている人もいるでしょう。2025年度の売電価格は1kWhあたり15円。この金額だけを見ると、積極的に売電するモチベーションが湧きにくいかもしれません。本記事では、平松建築株式会社・代表取締役の平松明展氏の著書『住んでよかった家 理想の暮らしがずっと続く15の空間』(KADOKAWA)より、余った太陽光発電の電力をより有効活用し、光熱費の節約はもちろん、日々の暮らしをより快適にするための具体的な方法を紹介します。賢くエネルギーを活用し、快適な住まいを実現するヒントを探っていきましょう。
2025年度の売電価格は「15円/kWh」…家庭用・太陽光発電の電力が余ったら?「売る」よりお得になる方法【工務店社長が解説】 (※写真はイメージです/PIXTA)

子どもの心を守る家…住んでよかったオーナーの声

家を建てようとしたきっかけは?

アレルギー体質の子どもが安心して暮らせる住まいを求めていました。室内に湿気がなく、きれいな空気を維持するには、戸建てが最適でした。

 

家づくりで優先したことは?

やはり健康的に暮らせる空間です。空気クオリティだけでなく、セントラル浄水器、電磁波対策によってより安心して暮らせます。

 

住宅会社からの提案でよかったことは?

健康へ配慮した住宅設計ですね。例えば、無垢材を利用することで見た目、木の香りなどから心を落ち着かせる効果を得られました。

 

住んでみて「よかった」と感じることは?

湿気のない空間ですね。においもこもりません。住み始めて7年経ちますが、高い性能のままです。家族が快適に暮らせるのはもちろんですが、美容院を併設しており、通勤の時間を省くことができました。それで事業も上向きになっています。

 

家族はどう感じている?

年中床がさらっとしているところを喜んでいます。子どもはアレルギーの症状が出にくくなりました。夫(元プロボクサー)はサンドバッグをつけられて喜んでいます。

 

「こうしておけばよかった」という点は?

キッチンパネルとは、あとからつけられるものも想定して設計してもらったので、課題点はまだないですね。

 

人生において「家」とは?

一番に帰りたくなる場所ですね。仕事をしていても学校から帰ってくる子どもに「おかえり」といえるのも幸せです。

 

 

平松 明展

平松建築株式会社

代表取締役