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「不動産の売却を検討しているけれど、どの媒介契約を活用すべきか悩んでいる」という方もいるのではないでしょうか。本コラムでは、媒介契約の意義や内容、媒介契約それぞれの特徴についてわかりやすく解説します。自身のニーズに合わせた媒介契約を選択することにより効率的でスムーズな売却を実現することができるため、基本的な知識をしっかりと確認していきましょう。

不動産会社を選ぶ際のポイント・注意点

(画像:PIXTA)
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不動産会社を決める際には、単に有名な会社や高額な査定額を提示する会社を選べばいいというわけではなく、自身のニーズや物件のタイプに応じて最適な会社を選ぶ必要があります。

 

ここでは、売却活動を依頼する不動産会社を選ぶ際のポイントや注意点について解説します。

 

不動産会社の実績と評判を確認する

不動産会社を選ぶ際には、まずその会社の実績と評判を詳しく調査することが重要です。

 

特に、自身の物件と同じような種類や価格帯の取引実績があるかどうかが、重要なチェックポイントとなります。インターネット上の情報だけでなく、可能であれば実際に取引を行った方からの評判も参考にするといいでしょう。

 

料金体系と契約条件を確認する

媒介契約における手数料は、宅建業法により上限が定められています。契約前に必ず料金体系を確認し、法定の上限額を超えていないかをチェックしましょう。

 

また、手数料以外にも広告費用や諸経費など、追加で発生する可能性のある費用についても事前に確認することが重要です。不明な点があれば、その場で質問して明確にしておくことをおすすめめします。

 

対応の迅速さと丁寧さを確認する

不動産会社の対応の速さや、丁寧さも選ぶ際の重要なポイントです。初めての問い合わせ時に対応が遅かったり、説明が不十分であったりする場合、その後の取引もスムーズに進まない可能性があります。

 

逆に、迅速かつ親切な対応をしてくれる会社であれば、信頼関係を築きやすく、スムーズな取引が期待できます。メールや電話での対応も含め、会社の信頼性を判断するようにしましょう。

 

売却査定の客観性を確認する

売却査定は、媒介契約を結ぶ前の重要なステップです。査定額の高さだけでなく、その金額の根拠となる市場分析や周辺相場との比較など、客観的な説明ができる不動産会社を選びましょう。

 

根拠のある適正な査定額を提示し、丁寧な説明ができる会社とは信頼関係を築きやすく、その後の売却活動もスムーズに進むことが期待できます。

 

具体的な売却活動の進め方を確認する

不動産会社によって、活用する不動産情報サイトや得意とする物件タイプは異なります。そのため、過去の実績だけでなく経験を活かしてどれくらいの時間軸でどのような方法で売却活動を進めていくのか、具体的な計画を確認することが重要です。

 

物件の広告掲載方法や購入者へのアプローチ方法、売却までのスケジュールなど、具体的な売却戦略について説明を求めましょう。詳細な計画を提示できる不動産会社は、専門性と経験の深さに基づいた根拠ある戦略を持ち合わせている可能性が高いといえます。

 

 

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