(※写真はイメージです/PIXTA)
セーフティネット
地方から出てきたAさんにとって、都内に友人は多くいません。アパート退去後は、高校の同級生の家に何日かのあいだは泊めてもらっていましたが、同級生も生活にゆとりがあるというわけではなく、長居はできません。途方に暮れました。とりあえずは日雇いで食いつなぎ、携帯代金だけは払わなければと東京の真ん中で野宿も致し方ない日々を送っています。
ただ、Aさんはまだ21歳と若いですから、一時的に働けない場合や次の仕事が決まるまでのあいだの生活保障が受けられる可能性がありますので、まずはハローワークや、行政に相談されることをお勧めします。
<参考>
家計調査報告 家計収支編 2023年(令和5年)平均結果の概要
https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_gaikyo2023.pdf
厚生労働省:地域別最低賃金の全国一覧
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/index.html
三藤 桂子
社会保険労務士法人エニシアFP
代表