節約って辛いイメージがありますよね。しかし、そんなイメージが変わるかもしれません。4人家族の主婦ぴーち氏は著書『ストレスフリーで楽しく実現! 1年で300万円貯まる超節約術』で、とにかくムリなく楽しく続けられる節約術を伝えています。一体どんな節約術か一部を本書から紹介します。
ストレスフリーで1年で300万貯まる!節約がうまくいく食品の買い方【FP2級を持つ主婦が伝授】 (※写真はイメージです/PIXTA)

食品と日用品は品質もコスパもいいPBで

食品の買い物は普通のスーパーのほかに、「業務スーパー」「ドン・キホーテ」「ドラッグストア」を活用することでかなり節約になります。それぞれお得なものが異なり、量が多くコスパもいい業務スーパーでは調味料や冷凍食品、ドンキでは賞味期限間近の掘り出し物、ドラッグストアの食品コーナーではもやしや卵、豆腐、ヨーグルトなどいわゆる「白いもの」がねらい目。


スーパーで買い物するならPB(プライベートブランド)を活用するといいです。オススメは、イオン「トップバリュ」、ドンキ「情熱価格(現在はPB=ピープルブランド)」、西友「みなさまのお墨付き」。PBは実は大手メーカーが製造しているものが多く、大手メーカーの商品と原材料がほぼ同じなのに値段が3分の2なんてこともあります。


カビ取り用洗剤や漂白剤などの日用品もPBを愛用。イオンは、毎月20日と30日にWAON払いで購入すれば5%オフになるのでさらにお得です。子どものお絵描き用に、トップバリュのコピー用紙(500枚348円)も買っています。百均の自由帳(25枚100円)の5分の1の価格で、1枚ずつになっているから友だちへの手紙にも使いやすいと娘もお気に入りです。

ペーパー類は1年分をふるさと納税でゲット

お得な制度としてよく耳にする「ふるさと納税」は、特定の自治体に寄付をすると寄付額のうち2000円を引いた金額が翌年の所得税と住民税から控除されるというもの。ネットから簡単に申し込めて、寄付した自治体の名産品が返礼品としてもらえます。


つまり、実質2000円の自己負担で、さまざまな商品がゲットできるのです。返礼品には、高価なフルーツや和牛などの各地の名産品がたくさんありますが、ぜいたく品ではなく日用品をもらうのがぴーち流の活用術。


毎年頼むのは、トイレットペーパーとティッシュペーパー。ペーパー類は複数の自治体からいろいろな商品が出ているので、コスパのいいものを計算して選んでいます。ふるさと納税は節税や節約になるだけでなく、重いものやかさばるものでも自宅まで届けてもらえることもメリット。


買い足す手間がなくなるので、時間の節約にもなります。日用品のほか、冷凍の鮭やツナ缶などの食品もオススメ。最近魚が高いので、ふるさと納税で手に入るのはうれしいことです。


年収や家族構成によって寄付金には上限があり、確定申告が必要になるケースもあります。上限額はふるさと納税サイトでチェックしましょう。

 

4人家族の主婦ぴーち
2人の子どもを持つアラフォー主婦