1人の買い物でムダ買いを防ぐ!
節約の基本は「少しでもお得に買い物をする」ことです。でも、たとえばスーパーのチラシを見比べて、数十円安いからと車でスーパーをはしごするのは、時間とガソリン代のムダです。その時間を使えば、もっと貯金を増やす方法を見つけられるかもしれません。
私は食費の節約のため、1人で買い物に行くことが大半。家族と一緒に行くと、カゴにおつまみやお菓子などを勝手に入れられてしまうからです。1人で行く代わりに事前に家族のリクエストを聞いて、私が選ぶほうが安上がり。量と金額からお得なものを割り出してくれる「どちらがお得? 計算機」というアプリを使い、コスパがいいものを買っています。
食品を買うときに原材料を見ることも、私にとっての節約術だったりします。加工食品は高級品や掘り出し物ではない限り、大抵添加物が入っています。おいしそうな菓子パンでも、原材料に添加物が多く並んでいるのを見ると、買いたい気持ちを抑えられます。
百均には、買いものリストを持参。100円だと思うとハードルが下がり、大して必要ないものをつい買ってしまう可能性があるからです。リストにある必要なものだけを買っています。
節約は当たり前を疑うことから始まるゲーム
「節約=いろいろとガマンする」ということではありません。ガマンばかりだと節約は長続きしませんし、そもそもつらい人生になってしまいますよね。
私は「節約=貯金ゲーム」だと思っています。自分や家族がストレスにならない方法でいかに貯金を増やせるか試行錯誤するゲームです。そして「当たり前を疑ってみる」ことです。
私は当たり前を疑ってみることで、さまざまな節約術を発見することができました。たとえば、「ごはんは白米」「野菜の皮は捨てる」「顔を洗うには洗顔フォーム」。どれも昔は当たり前だと思っていたことです。でも、その当たり前を疑うことで、「ここは節約できるかも」と自分なりの節約術を考え、結果貯金速度を上げることができました。
何を大変と思うかは人それぞれなので、紹介している節約術の中には「これはできない」というものもあるかもしれません。そんなときは「日々の生活の当たり前」を疑ってみてください。そうすることがオリジナルの節約術の発見につながります。
4人家族の主婦ぴーち
2人の子どもを持つアラフォー主婦