不動産投資ではローンを活用して投資用物件を購入することが一般的です。ローンの審査が通らなかったときに売買契約を解除できる「ローン特約(融資特約)」という契約条項がありますが、場合によっては適用できないケースがあります。そこで本コラムでは、ローン特約とはなにか、ローン特約を受けるために注意すべき点について解説します。不動産投資を検討中の方はぜひ最後までご覧ください。

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ローン特約を適用できなかった場合の対処法

(画像:PIXTA)
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売買契約を解除する時にローン特約が適用外だった場合は、次の2つの方法を検討しましょう。

 

1つ目は別の金融機関も検討し、融資を受けられる金融機関を探すことです。ローン特約が適用されない場合には前述の注意点が守られていない可能性があり、契約解除が難しくなっていることが考えられます。金融機関によって審査基準が異なるため、A銀行で融資を受けられなかったとしても他の金融機関では融資を受けられる可能性もあります。

 

2つ目は手付解除で契約解除を申し込むことです。手付解除とは契約時に支払った手付金を放棄することで契約が解除できる制度です。手付金を失ってしまいますが物件価格の1~2割の金額で契約解除ができるため、悪い条件でローンを組んだり、無理をして資産で支払ったりするよりは支払いを抑えることができます。

 

以下のコラムで不動産投資ローンの審査落ちの原因と落ちる人の特徴を解説しています。こちらも参考にしてください。

 

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