(※写真はイメージです/PIXTA)

不動産投資の税負担を抑えるためには税の知識が不可欠です。今回は、不動産投資の第一歩となる物件購入時の消費税について。何に消費税がかかり、かからないのか。判断基準を中心に税理士が解説します。

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どうする?「土地建物の区分」が分からないとき

不動産を購入する際に、合計の金額しか把握しておらず、土地と建物それぞれの区分や金額が分からないということもあるでしょう。その場合は、原則として不動産売買契約書に記載されている金額に従って考えることになります。

 

契約書によって記載方法は様々で、土地の金額OO円、建物の金額△△円と分かれて記載されていることもあれば、合計金額OO円(消費税XX円を含む)のようにまとめて記載されていることもあります。

 

たとえば、合計金額1億円(消費税500万円を含む)と記載されているときは、まず建物の金額から計算します。

 

500万円÷10%=5,000万円

5,000万円+500万円=5,500万円

 

上記の式で計算できるように、建物の本体価格が5,000万円で消費税込みの金額が5,500万円だと分かります。そうすると残りの4,500万円が土地の価格だと判断できます。

 

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