不動産投資といえば高年収の方の資産形成手段のイメージがあり、年収500万円で不動産投資はできるのかどうか気になる方も多いと思います。そこで本コラムでは、年収500万円でも不動産投資ができるのかについて解説します。また、融資を受ける際の判断材料になる属性や年収500万円の方が購入可能な不動産、不動産投資の手順を紹介します。実際に年収500万円の方が不動産投資をした場合のシミュレーションも行いますので、年収500万円で不動産投資を検討中の方はぜひ最後までご覧ください。

 

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年収500万円の方が不動産投資をする際のシミュレーション

 
(画像:PIXTA)
(画像:PIXTA)

 

ここでは、実際に年収500万円の方が不動産投資を行った場合の収支をシミュレーションしてみましょう。

 

基本情報

物件価格や融資額などについては以下の通りです。

 

・物件価格:5,000万円

・融資額:4,500万円

・自己資金:500万円

 

収支

家賃収入や不動産投資にかかる費用は以下の通りです。

 

・家賃収入(月額)20万円

・年間家賃収入:12ヶ月×20万円=240万円

・空室率:5%

・諸経費率:15%(固定資産税、管理費、修繕積立費など)

 

ローン返済

ローン返済は、以下の条件で月々の返済額を計算すると、約13.7万円になります。年間の返済額は約165万円です。

 

・ローン金利:年率1.5%

・返済期間:35年

 

手取りシミュレーション

収支を踏まえて、年間の手取りを計算すると次の通りになります。

 

・年間収入:240万円

・年間支出:240万円×(空室率5%+諸経費率15%)+ローン返済額165万円=213万円

・年間の手取り:240万円-213万円=27万円

 

年収500万円の方が5,000万円の物件を購入して不動産投資を行った場合、年間の手取りは約27万円となります。ただし、実際のシミュレーションではローンの金利や家賃収入、支出などの具体的な数字によって結果は異なりますので、参考程度にしてください。

 

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