InstagramをはじめとするSNSは、ユーザーとして楽しむだけでなく、稼ぐ手段にもなります。バズるためのポイントを見ていきましょう。SNSコンサルタントであるカイシャイン氏の著書『3ヶ月で1万フォロワー・月10万円を叶える 革命的に稼げるインスタ運用法』(KADOKAWA)より、アカウントの運用のコツを紹介します。
「伸びた企画」は使い回しOK!? …Instagramで“バズる”条件【SNSのプロが解説】 (※写真はイメージです/PIXTA)

インスタで“バズる”ための条件

フィード投稿を拡散させる(発見タブに載せる)ために意識しておきたいポイントは2つです。

 

①フォロワーとのコミュニケーション量

②初速のエンゲージメント

 

初速のエンゲージメントを左右するのは、ハッシュタグ検索で流入するフォロワー以外のユーザーではなく、ホーム画面から新規投稿を見て最初にリアクションをくれるユーザー=フォロワーです。

 

つまり、①も②も「バズりたいならまずは全ユーザーの中でフォロワーを最も大切にしましょう」ということを意味しています。

 

出典:『3ヶ月で1万フォロワー・月10万円を叶える 革命的に稼げるインスタ運用法』(KADOKAWA)より抜粋
[図表2]フォロワーを大切にすることによる好循環

※ホーム率とは……フォロワーのうちホーム画面から投稿を見た人の割合。ホームのインプレッション数÷フォロワー数×100で計算できる。ユーザーの投稿への流入経路はインサイトから確認できる。出典:『3ヶ月で1万フォロワー・月10万円を叶える 革命的に稼げるインスタ運用法』(KADOKAWA)より抜粋

 

 

出典:『3ヶ月で1万フォロワー・月10万円を叶える 革命的に稼げるインスタ運用法』(KADOKAWA)より抜粋
[図表3]インサイトで確認できる流入経路 出典:『3ヶ月で1万フォロワー・月10万円を叶える 革命的に稼げるインスタ運用法』(KADOKAWA)より抜粋

 

〈POINT〉

フォロワーと積極的にコミュニケーションをとってホーム率を高め、初速のエンゲージメントを獲得できればバズる

 

 

初速のエンゲージメントを高める方法

初速のエンゲージメントを高める企画の立て方やストーリーズの運用法については後ほど解説しますが、ここではちょっとした小ワザと注意点をご紹介します。

 

まず、フィードに投稿する画像は一般的な正方形サイズではなく、1080ピクセル×1350ピクセルの縦長サイズで作成してみてください。

 

出典:『3ヶ月で1万フォロワー・月10万円を叶える 革命的に稼げるインスタ運用法』(KADOKAWA)より抜粋
[図表4]フィードに投稿する際の画像サイズ 出典:『3ヶ月で1万フォロワー・月10万円を叶える 革命的に稼げるインスタ運用法』(KADOKAWA)より抜粋

 

画面占有率が上がる、つまりホーム画面で目立つので投稿を見てもらいやすくなります。

 

ただし、プロフィール画面や発見タブでは正方形にトリミングされた状態で表示されるため、文字や見切れさせたくない要素は中央(1080ピクセル×1080ピクセルの範囲内)に配置する必要があります。

 

また、投稿後は各画像が正しく反映されているかどうか必ず確認しましょう。フィードで複数枚投稿をすると、複数枚が同じ画像に置き換わる、画像が真っ黒になるなどのエラーが起きる場合があるからです。

 

エラーに気づかず放置すると、クオリティの低い投稿としてユーザーに離脱され、初速のエンゲージメントが落ちてしまいます。

 

〈POINT〉

フィードは画面占有率の高いアスペクト比4:5の縦長サイズで作成し、投稿後はエラーが発生していないか確認する

 

 

カイシャイン

BEASTAR株式会社 取締役

SNS教育系YouTuber