InstagramをはじめとするSNSは、ユーザーとして楽しむだけでなく、稼ぐ手段にもなります。バズるためのポイントを見ていきましょう。SNSコンサルタントであるカイシャイン氏の著書『3ヶ月で1万フォロワー・月10万円を叶える 革命的に稼げるインスタ運用法』(KADOKAWA)より、アカウントの運用のコツを紹介します。
「伸びた企画」は使い回しOK!? …Instagramで“バズる”条件【SNSのプロが解説】 (※写真はイメージです/PIXTA)

フィードとリールの違いとは

アカウントの運用を始める前に、フィードメインで投稿するか、リールメインで投稿するか、半分ずつ投稿するかを考えます。

 

参考にする投稿のリストアップやデザイン探しを効率よく行うためです。フィードとリールの違いを改めて確認しておきましょう。

 

出典:『3ヶ月で1万フォロワー・月10万円を叶える 革命的に稼げるインスタ運用法』(KADOKAWA)より抜粋
[図表]フィードとリールの違い 出典:『3ヶ月で1万フォロワー・月10万円を叶える 革命的に稼げるインスタ運用法』(KADOKAWA)より抜粋

 

Instagramの公式見解によると、フィードかリールのどちらかを優遇しているという事実はないとのこと。

 

写真が好きなユーザーにはフィードを、ショート動画が好きなユーザーにはリールを多く表示しており、発見タブに表示されるフィードとリールの割合はユーザーごとに異なります。

 

しかし、左の比較表を見ると分かるとおり、リールにはフィードよりも表示場所が多く、リーチを獲得しやすいという強みがあります。

 

また、Instagram以外のSNSでもテキスト・静止画よりショート動画の機能が拡張されており、リールを作成すれば複数のプラットフォーム(TikTok、YouTubeショート、LINEVOOMなど)へ展開可能です。

 

ゆえに、今からInstagramを始めるならリールへの参入はマスト。

 

フィードは目的を持って自分で情報を探しにきた能動的なユーザーにリーチできる、つまり視聴態度が受動的なリールよりもフォロワー転換率が高い傾向にあるものの、表示場所が少なく新規参入が難しいです。

 

フィードメインで頑張るよりも、質の高いリールを作って再生回数を伸ばす方が参入難易度は低いと考えられます。

 

伸びた企画は使い回しOK!

リールがバズる要因としては、動画の構成や音声など複数の要素が挙げられますが、そもそもの企画テーマ自体がユーザーにウケたとも考えられます。

 

再生数が伸びたリールをフィードに作り直して投稿すれば、同じようにバズる可能性が高いです(その逆も然り)。自分のアカウントで伸びたリールはフィードとして、伸びたフィードはリールとして、再編して投稿してみましょう。

 

また、競合アカウントでバズっているリールのテーマを抽出してフィードに展開し直せば、コンテンツが似てしまうことがなく、バズる可能性を担保した状態で投稿できます。

 

〈POINT〉

リールで新規ユーザーにリーチし、フィードで保存やフォローにつなげる