楽観的なタイプ→「未来をイメージさせる」

ほめ伸びタイプと叱咤激励タイプは繊細でナイーブな人が多いのですが、楽観タイプは体育会系に多い傾向があります。ですから、少し厳しく言われても、あまりへこたれないのです。

そんな楽観タイプに新しいことをしてほしいときは、あまり細かな配慮をしなくても大丈夫です。なぜなら、基本的に体育会系であり、「やって」と言えば行動するからです。ただ、

・意味がわからずに始めてしまう

・言った範囲のことしかしないことが多い

といった面があります。

わたしも、このタイプの部下に新企画のプレゼン資料をお願いしたとき、「はい、ひとまずつくってみます!」と走り出すので、心配になったことがありました。

楽観タイプには、その仕事をすることで何がどうなるか、という背景を伝えることが大切です。また、「実績をコツコツ積み上げたらこうなっていくよ」といったプロセス重視の見せ方をするよりも、最初に「これに成功したらこうなるよ」と未来を見せてあげたほうが、動いてくれます。

勝つことや優勝を目指して取り組む体育会系の要素があるので、最初に未来が見えるほうが心が動くのでしょう。

×「こうやって、こういう手順を踏んで、こう取り組んでください」
〇「今回の仕事はこんなクライアントさんのこんな内容で、これができるようになれば君はとても成長する。そうすると、次にはこんなこともお願いできるようになるから、一度試しにやってもらえないかな? 最初だし、失敗してもOKだから」

楽観タイプに事務的に伝えることは、NGです。「これができたら、○○ができるようになる」という未来を見せるほうが心に刺さり、動いてくれやすくなります。

なお、「最初だから」「失敗してもOK」というフレーズは、どのタイプにも必要です。


白附 みくる

株式会社OMOCHI代表取締役