みんなが実際にもらっている年金額を一斉調査! 月の支出や貯蓄額、現役時代の年収まで気になる懐事情について独自のアンケートを実施しました。さらにバブル時代の最強エピソードについてもご回答いただいたところ、現代では考えられない、強烈なエピソードが続々登場! 今回はアンケート回答者のなかから厳選した7名の調査結果をご紹介します。
6人目:愛媛県在住Fさん(66歳・男性)のパターン
家族構成
わたしと妻と子ども1人、3人家族
貯蓄額
200万円くらい
現役時代の職業
保険代理店に22年間、正社員として勤務。65歳で退職
現役時代の年収
300万円くらい。今は働いていません
年金の総額(月額)
6万5,000円くらい
今もらっている年金額に関して…
十分と感じる
なぜその金額で十分だと感じますか?
何とか節約してギリギリ生活できているので、これ以上は望まない
バブル景気時代の派手なお金の使い方
ときどきスナックにも行っていたのが、今となってはもったいない使い方をしていたなあと思う
バブル時代の最強のエピソード
当時、都心部では土地の価格が高騰していて1坪1,000万円などはざら。土地をもっている人はみんな相続対策としてマンション建設や賃貸物件を銀行から借りたお金で建築していた
銀行も担保となる土地代が上昇していたので、バンバン貸していた
■ゆめこさん・ワイのコメント
ワ:正社員で年収300万円とは厳しい会社だったんだね
ゆ:65歳で退職するまで、22年間同じ保険会社に勤めていたようなので、もしかしたら33歳まで非正規雇用だったのかもしれません。年金額が少なめなのも、納めていた保険料が少ないだけでなく、そもそも保険料を納めていなかった期間が存在している可能性があります。保険料の納付期間は年金額への影響が大きいので、皆さんも注意しましょう
ワ:低所得のなか子どもを1人育てて、Fさん頑張ったんだね
ゆ:年金について「これ以上は望まない」という言葉から、バブルを横目に地に足をつけて生きてきた頼もしさを感じますね
7人目:岡山県在住Gさん(71歳・男性)のパターン
家族構成
本人、配偶者
貯蓄額
1,500万円
現役時代の職業
正社員として情報通信会社に44年勤務、62歳で退職
現役時代の年収
500万円程度。今は年金生活で、働いていません
年金の総額(月額)
16万円くらいです
今のもらっている年金額に関して…
十分と感じる
なぜその金額分で十分だと感じますか?
贅沢は出来ませんが何とか生活できているので
バブル景気時代の派手なお金の使い方
年2回のボーナス支給時に、毎回何かしらの家電を購入していたと記憶しています
バブル時代の最強のエピソード
毎年のように同僚、友人と旅行に行っていました
■ゆめこさん・ワイのコメント
ゆ:年金額が前述のシニア世帯の平均支出額を、1万7,000円超えています。「年金は今の額で十分」というコメントも頷けますね。「新卒で入社した会社を定年まで勤めあげる」という当時の王道ともいえる人生を送ると、贅沢をしなければ年金だけで生活していけるという事例ですね。
ワ:家電何買ってたんだろうね~
ゆ:バブル期といえば、ショルダーバックのように大きいサイズの携帯電話1号機が発売されました。バブル期の終焉とともにポケベルブームが到来しました。
ワ:おおー