FXは、どちらかの通貨が上がればもう一方の通貨は必ず下がるため“ゼロサムゲーム”といわれます。しかし、登録者数20万人超えのYouTuberで『日利1%FX 鉄壁の不動心トレード』(KADOKAWA)著者のNOBU塾氏は、自分だけが儲かるのではなく、他者も設けることができる「利他トレード」の重要性を力説します。その「利他ドレード」とはいったいなんなのか、具体的にみていきましょう。
“ゼロサムゲーム”といわれるFXだが…自分も他人も儲かる「利他トレード」とは (※写真はイメージです/PIXTA)

市場で生き残る秘訣は「大衆と逆の思考」

利己的なトレードを目指す人は、おそらく何億稼いでも満足することはありません。

 

そして、飛びつき買いをしたり感情的になって負けを取り戻そうとしたり、なるべく利益を大きくしようとしたり、ログインしてすぐにエントリーしようとしたりします。

 

これらはすべて強欲がもたらす破滅的なトレードであり、短期的な利益にはつながったとしてもいつかはマーケットから退場させられます。つまり、このトレーダーの世界では、利己的で自己中心的なトレーダーから利他的なトレーダーにお金が移動し続けているように感じるのです。

 

市場で生き残るためには、大衆トレーダーたちの思考と逆の思考になることが求められています。すべてその逆を思考することで見えてくる世界は利他的な世界なのです。

 

相場の格言に「頭と尻尾はくれてやれ」という有名なフレーズがありますが、頭と尻尾だけでなく、もう少しおいしい部分までも皆と分かち合う、そんな利他的で持続可能なトレードを習慣づけることが、結局は偽善的でもなんでもなく、自分自身が相場で長く生き残っていくための近道だと感じるのです。

 

 

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