セミリタイアを見据えたドクターを中心に注目を集めている「セカンドハウス」を持つという選択肢。特に自然豊かで都心に近い「熱海」や「湯河原」が人気だといいます。今回は、豊かな生活を送るための新しい住環境のあり方を紹介します。※本記事は、2022年8月時点の情報を基に作成しています。

「セカンドハウスを持つ」という選択肢

コロナ禍で在宅時間が増えたことにより、住環境の重要性が再確認されている昨今、日夜多忙を極めるドクターを中心に人気なのが「セカンドハウスを持つ」という選択肢です。なかでも、自然豊かで都心からのアクセスも良好な熱海、湯河原は特に人気の候補地となっています。

 

そこで今回、オオクスライフアシストの代表・橋本武博氏に、最新のセカンドハウス事情を伺いました。

都心近くの自然豊かな環境にセカンドハウスを持つ価値

「都心以外の場所に拠点を持つ」と聞くと、まず思い浮かぶのが、保養目的のための住まいである「別荘」ではないでしょうか。一方「セカンドハウス」は自宅以外に日常生活を送るための「もうひとつの住まい」です。

 

クリニックでの診療をある程度後進に任せるかたちで、セミリタイアの方向を模索中のドクターたちのなかには、都心から離れた場所にセカンドハウスを持つケースが増えているといいます。なぜドクターはこの選択肢に惹き付けられるのでしょうか。

 

「みなさん、自然豊かな環境での生活を望まれていらっしゃいますね」というのは、全国の上質な別荘・セカンドハウスを扱う、オオクスライフアシストの代表・橋本武博氏。

 

橋本「たとえば、熱海や湯河原でセカンドハウスを持たれた方々は『とにかく空気が圧倒的に清らかで、水がいい』と口を揃えておっしゃいます。熱海や湯河原は年間を通し、気候が温暖で過ごしやすい場所で、人工的な騒音も少なく、心穏やかに過ごせる……

 

都心から離れた場所では当たり前のことですが、実際に暮らしてみて、どれほど重要なことかわかったとおっしゃる方が多いのです」

 

熱海の場合、東海道新幹線で「東京」まで50分、湯河原の場合、東海道線快速電車で「品川」まで40分。 馴染み深い都心へ1時間程度で行けるわけですから、短時間で得られる環境変化は非常にダイナミックといえるでしょう。

 

橋本「たとえば午前中に都心のカフェで、午後からの診療に備えるドクターがいたとしましょう。熱海や湯河原にセカンドハウスを持つドクターであれば、早起きして自然豊かな山道のトレッキングを楽しんだり、朝日を浴びながら温泉を楽しんだり。そのあとに都心に移動し、午後の診察に備えている……そんな贅沢な時間を過ごしているかもしれません」

 

都心の近くにありながら、自然豊かな環境のなかセカンドハウスを持つ……そこで得られる毎日は、どれほど潤いに満ちたものになるのでしょう。

 

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本記事は、「医療と生きる人々が、生の情報で繋がる」をコンセプトにシャープファイナンス株式会社が運営する医療プラットフォーム『Medical LIVES』のコラムより、一部編集のうえ転載したものです。