今月末には、3回目の司法試験に挑むという、小室圭さん。その結果次第では「帰国も余儀なくされる」という報道も。ニューヨークでの生活も、決して楽ではない状況下、同情の声も聞こえてきます。みていきましょう。
小室圭さん・眞子さん夫妻…「ニューヨークなんて行かなきゃ良かったのに」同情の声も (写真はイメージです/PIXTA)

小室圭さん・眞子さん…渡米時から20円以上も円安に

2021年11月14日、ニューヨークへ渡った小室圭さん・眞子さん夫妻。出国の時には、普段VIPが利用する貴賓室から搭乗し、到着したジョン・F・ケネディ国際空港からは、ニューヨーク市警察などに警備されながら入国をしたといいます。

 

混乱を避けるための特別待遇。皇室を離脱して一般国民と同様になったとはいえ、元皇族の身。何かあってからでは遅いですから、特別な待遇がされても、仕方がないことでしょうか。

 

ただ日本にいるよりは世間からの監視の目は少なく、自由を求めて結婚に踏み切ったであろう夫妻にとっては、快適な環境だったのかもしれません。

 

ただニューヨークといえば、世界でも指折りの物価の高い街として知られているところ。ふたりが住むレジデンスは家賃月額55万円だといいますし、仮に小室圭さんが司法試験に合格し、晴れて弁護士になれた際には年収2,000万円を手にしますが、それでもニューヨークでは並の生活しかできないといいます。

 

たとえば、世界76都市で販売されている、トールサイズのスターバックスラテの値段を基準にして、各国の通貨の購買力平価を比較する「スターバックス指数」。少々古い2019年のものですが、日本は36位に対し、ニューヨークは16位。日本の基準で考えると、ニューヨークでの生活はかなり厳しいものがあるでしょう。

 

家賃は負担していないという報道もあり、実際にどれだけふたりの力だけでニューヨーク生活を送っているのかは定かではありません。ただ伝えきく限りでは、決して華美な生活をしているわけではありませんし、どちらかといえば「質素」という言葉がしっくりくるような毎日を送っているようです。

 

そこにきて、ロシアによるウクライナ侵攻が発端となった世界的なインフレ。「ブルームバーグニュース」が4月に伝えたところによると、ニューヨーク州民の生活費は2022年に約2,200ドル増えると予想。労働統計局の報告では、ニューヨーク市の物価は前年比6.1%増となり、20年ぶりの最高値を記録したそうです。

 

物価高に加えて、記録的な円安。最近は135円台で推移していますが、1ドル=150円というのもありえなくない、とする専門家も。ふたりがニューヨークに渡ったころは、1ドル=114円程度。それから20円近く、円安となったわけです。ふたりの資産にどれだけの円資産があり、どれだけのドル資産があるか分かりませんが、「まったく影響なし」とは考えにくいでしょう。