プロ厳選の銘柄で「売り買い」の判断ポイントを確認
■2021年の黄金株候補「デジタルハーツホールディングス」の行方は?
私が近年注目している二大テーマの一つ「DX」銘柄、かつ、黄金株候補の銘柄です。2020年3月、Dの底値552円からスタートし、2021年12月の2700円までプラス2148円上昇の第一波を駆け上がったデジタルハーツホールディングス。A、Bのダブルトップで天井形成し、直近の安値2167円を下回って急落しました。ここが売りの急所となりました。現在はF、Hでダブルボトムを形成し底入れ、反発高となるか、というところです。
2021年の黄金株であったデジタルハーツホールディングスのチャートには、私が一番投資したい「強い波動」が見てとれます。
D、E、F、Gと下値が切り上がっている、右肩上がりになっているのがその特徴です(図表2)。
今後、チャートを見る際には、下値が切り上がってきている銘柄は「買い」、逆に下値切り下げ型はダメ、ということを覚えておいてください。
事業内容としては、ソフトウェアの不具合、いわゆるバグを見つける技術を有し、ゲーム等のエンターテインメント事業へのサービス提供に加え、企業のウェブサイト等のセキュリティを支えるサービスも手がけているとのことです。
菅下 清廣
スガシタパートナーズ株式会社 代表取締役社長
国際金融ストラテジスト
※掲載されている数字や情報は執筆当時のものです。
※個別銘柄に言及していますが、当該銘柄を推奨するものではありません。
※投資にあたっての判断はご自身でお願いいたします。本記事の情報を利用されたことによるいかなる損害も、出版社および著者、幻冬舎グループが責任を負うものではありません。