FXトレードは初心者ほど勉強を疎かにしがちで、プロトレーダーになるほど毎日勉強しているという面白い性質のある投資です。「なるほど。それでは自分も初心者だけどキチンと勉強をしよう」と考えている人は、陥りやすい「ミス」に気をつけなければいけません。今回はFXトレードの勉強方法と、初心者が陥りやすいポイントについて詳しく解説していきます。
9割が1年以内に市場から退場…FX初心者がやりがちな間違った勉強方法とは ※画像はイメージです/PIXTA

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FXの勉強にはどのような方法があるのか?

「FXは一攫千金があるから何も勉強しなくてもよい」と考えている人は少ないはずです。

 

FXプロトレーダーは毎日のように、ほんの少しでもプラスになるための勉強を欠かすことがありませんが、初心者の場合はどのように勉強をすればよいのか分からない人も多いと思われます。

 

そこで、初心者の方が勉強をする道標になる3つの勉強方法について紹介します。

 

書籍やインターネット上でFXのことについて調べる

 

FXを始めたばかりの人に最も多いのが「書籍やインターネット上でFXのことについて知った」というものです。

 

最近では、貯蓄や投資に関する書籍がコンビニなどでも販売されるようになったため、そこからスタートしてFXについて知る人も多いでしょう。

 

書店などを巡れば初心者向けに解説している参考書がありますし、高額な書籍を買う余裕がないという方は少し大きい図書館などでも見つけることができます。インターネットを使って勉強をする場合は、無料で学べるFX情報が盛りだくさんなので、仕事の休憩時間などを利用してスマホ等で学習することができるでしょう。

 

書籍やインターネットを利用した学習方法はFXの基礎を学ぶことができ、さらに費用もそれほど掛からないのが最大のメリットです。

 

セミナーへの参加や、FXプロトレーダーに聞く

 

書籍やインターネットを利用してFXの基礎知識を身につけることができたら、次はFXのセミナーへの参加をしてみるのもよいでしょう。もしも知人や友人にFXプロトレーダーが居るのならば直接教えてもらいに行くというのもオススメです。

 

セミナーへの参加に関しては書籍に比べると費用が少し高額になり、基本的には学校の授業のように一方通行の知識を得るだけとなってしまうこともあります。その場合、講師の方に質問の機会があるセミナーも開催されているので、自分の知識レベルに合わせて参加するセミナーを選ぶとよいでしょう。

 

最近では地方在住の方に向けてオンラインセミナーを開催しているケースもあるので、自分の住んでいる場所に関係なく参加できるのもメリットの一つです。

 

自分自身で検証と体験を積むことで勉強する

 

書籍で基礎知識を、セミナーで実践的な知識を身につけることができれば次は実体験です。

 

オススメなのはデモトレードなどを活用し無料で体験を積むという方法ですが、リアルマネーを使わないと効率的に学習できないという方もいますので、その場合は少額からスタートするとよいでしょう。

 

自分自身の体験から勉強する場合、トレード開始前と決済完了後に1つだけメモをとると効率的です。

 

それは「なぜ、いまのタイミングでトレードを完了したのか?」ということ。

 

トレードが成功してプラスになったとか失敗してマイナスになったということは置いておいて、「なぜトレードしたのか?」ということを文章にして突き詰めていくことで、実体験を伴った勉強方法になります。

 

この体験の積み重ねがプロトレーダーへの第一歩となるので、少しずつメモを増やしていくことが正しい経験を積むことに繋がります。