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最新・国勢調査…日本人は減少も、外国人は増加
総務省が昨年行った国勢調査の確定値が発表になりました。それによると、外国人を含む日本の総人口は1億2614万6099人と、前回調査と比べて94万8,646人、0.7%の減少となりました。また日本人が1.4%減となるなか、外国人は43.6%増の274万7,137万人と過去最多を記録しています。
国籍別にみていくと、最も多いのは「中国」で66万7,475人。日本に住む外国人の4人に1人の割合です。続くのが「韓国、朝鮮」で37万4,593人。「ベトナム」「フィリピン」「ブラジル」と続きます。
【国籍別…日本に住む外国人】
「中国」66万7,475人(27.8%)
「韓国、朝鮮」37万4,593人(15.6%)
「ベトナム」32万0,805人(13.4%)
「フィリピン」23万0,351人(9.6%)
「ブラジル」18万0,014人(7.5%)
「ネパール」6万7,325人(2.8%)
「インドネシア」4万9,147人(2.0%)
「アメリカ」4万7,875人(2.0%)
「タイ」4万2,702人(1.8%)
「ペルー」4万1,034人(1.7%)
「インド」2万7,915人(1.2%)
「イギリス」1万3,590人(0.%)
出所:総務省『令和2年国勢調査』より
これらの外国人は、なぜ日本に住んでいるのでしょうか。出入国在留管理庁『在留外国人統計』(2020年)によると、「永住者」が全体の27%ほど、「技能実習(1号・2号・3号)」が14%ほど、「特別永住者」が11%、「技術・人文知識・国際業務(オフィスでみかける外国人)」「留学」がそれぞれ10%ほど。日本で住む外国人の多くは「働く」「学ぶ」活動が中心です。
また2019年に始まった「特定技能制度」ですが、コロナ禍の影響もあり、2020年6月時点で5,950名に留まっています。