FXについて調べていても、分からない用語が多すぎる!
FXについて調べる際に、「チャート分析のやり方」とか「経済指標の発表からの分析」とかをレクチャーしてくれるサイトやブログ、書籍などは非常に多いです。確かにFXで勝つためには必要な知識となるのですが、初心者の方にとってはすでに挫折してしまう方が多くなっています。
その理由は「知らない単語や用語が多すぎる」という問題になっていて、辞書や辞典などで用語を調べるのが苦にならない人は問題ないと思われますが、多くの人は1つ1つの単語を調べるだけで億劫な気持ちになります。FXの学習を始める前に基礎的な用語を知っておくだけでも吸収できる知識の量や質は格段にアップしますので、まずは基礎的な用語からチェックしていきましょう。
FXを始める前に知っておくべき頻出用語
FX取引でよく使われる用語について解説していきます。あくまでも基礎的な部分となりますが、基礎を知らないとその先にある用語の意味を知ることもできないので、基礎を疎かにしてはいけません。こちらで紹介する用語は、下記の4点です。
・ 通貨単位に関する用語
・ デイトレードでは欠かせないスプレッド
・ 長期トレードでは必須なスワップポイント
・ その他のFXで使われやすい用語
この4つの用語を抑えておくだけでも新しい用語を勉強しようとしたときに、「何のことを指しているのか」ということが察しやすくなります。そうすると知識を身に着けやすくなりますので、まずはこちらの4つだけを覚えてください。
通貨単位に関する用語
FX取引をする際に、必ずチェックしなければならない用語が「通貨単位」です。通常、FX会社が提供している取引で使われる通貨単位というのは「1万通貨単位」や「10万通貨単位」というものが多くなっていますが、まずは通貨単位とは何なのかということを学習していきましょう。
FXの取引画面では「米ドル/日本円」や「ユーロ/日本円」というような表記をされています。この場合に、左側にある通貨を取引する際の単位が「1通貨単位」となっていて、1ドルが100円のときに1万通貨の取引をすると「100円×1万通貨=100万円」が必要です。レバレッジを25倍にするのなら、預入をする証拠金は25分の1で済みますので、4万円で100万円分の取引ができるということです。
同じように通貨単位を意味する用語の一つに「ロット(Lot)」という言葉があります・ロットというのは「取引が可能な1単位」という意味があり、利用するFX会社によって1ロットの単位が異なるのが特徴的です。
一応、標準ロットとして全世界共通の単位としては「1ロット=10万通貨単位」という基準が設けられているのですが、残念ながらFX会社によって別の基準を設けているケースが多いので初心者を困惑させる原因となっています。
このように、通貨単位をロットで説明する際には、その人によって基準が異なるケースがあることを覚えておいてください。