「FX取引は初心者でもすぐにできる!」とか「FX初心者でも億万長者になれる!」というような宣伝を見かける機会は多いもの。FX取引は「初心者でも」できることは間違っていませんが、誰でも稼げるわけではありません。今回は「FX取引に向いている人」の4つの特徴を見ていきます。
勝てる人には共通項がある…FXに「向いている人」の特徴、4つ ※画像はイメージです/PIXTA

「学習意欲が高い人」はFXに向いている

FXは投資の中でも「勉強をすればするほど勝率が高くなる」というのが特徴的です。勉強と言っても「書籍やネット上の情報で勉強をする」というだけではなく、実践の中で磨かれるテクニックなども勉強の一つです。

 

そのため、FXに対しての学習意欲が高い人はFXに向いていると言えますので、この記事を読んでいるあなたはすでにFXの素質があるということになります。

 

注意点としては、多くの人はある程度の学習を済ませるとすぐに手を抜く方法を探し始めます。これは学校の勉強や会社の仕事などでも同じですが、一定の成果を挙げているのならその成果を得るための労力を削減する方向へ進んでしまう人が多いためです。

 

FXは「常に勉強をしないといけない投資」でもありますので、何か理由をつけて休んでしまうような人の場合はFXに向いていないので注意してください。

「データを重視する人」はFXに向いている

FXは通貨の相場の上下によって利益が発生する投資なので、すべては数字の世界の中で起きていることです。そのため、数字に強いほうが有利だとされていますが、これは半分間違った情報です。

 

確かに、数字に強いほうがFXには向いているとされていますが、数字に強い・弱いという部分を勘違いしている人は非常に多いのを忘れないでください。一般的に数字に強いというと「学生時代から数学の成績が良かった」というように認識している人が多いですが、この話は正確ではありません。

 

正しくは「物事を理論的に考えることができる人」が数字に強いといえます。FXは確率論の世界なので、人間の感情や考え方とは正反対の世界観が求められます。

 

そのため、「感情」と「考え方」を切り離して考えられる人がFXに向いているということになるので、数字に強いほうがFX取引で勝ちやすいということです。

 

もちろん、上記でも紹介したように常に学習をしなければならないことは変わりませんのでその点に関しては注意が必要です。