2020年、新型コロナウイルスの世界的流行により、日本のみならず米国でも郊外志向が定着しているのだといいます。今回は、圧倒的な売り手市場となっている米国の郊外不動産市場の現状について解説します。

 

物件数が不足していることで、通常ならあまり注目されないような、古い物件の人気も高まっているようです。築年数が100年近いリノベーションが必要な物件であっても、一般的な相場を超える高額な購入募集に、多くの希望者が殺到しているような状況です。

 

賃貸物件においても同じ傾向が見られます。大金を稼ぐチャンスとばかりに、家賃を釣り上げている家主が増えています。サマーバケーション用の賃貸別荘を例年よりも高額な金額で貸し出すオーナーも増えていますが、それでもなお、入居希望者は後を絶ちません。

 

新型コロナウイルスがもたらした、郊外不動産の圧倒的な売り手市場。こうした傾向がいつまで続くかは正確な分析が待たれますが、新型コロナウイルス収束の糸口が見えない今、当分の間は続きそうです。

 

(※1)データ出典元:Sotheby’s International Realty “A Market Unrivaled” (https://wps-static-williampittsothe.netdna-ssl.com/wp-content/uploads/2020/07/Q22020-MarketWatch.pdf)

 

(※2)(※3)データ出典元:The New York Times “5 Ways the Coronavirus Has Changed Suburban Real Estate” (https://www.nytimes.com/2020/07/17/realestate/coronavirus-suburbs-real-estate.html?auth=login-google)

 

 

株式会社オープンハウス

ウェルス・マネジメント事業部

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※本記事は、富裕層のためのウェブマガジン「賢者の投資術」(Powerd by OPEN HOUSE)にて公開されたコラムを、GGO編集部にて再編集したものです。

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