「日本の税金」は世界一厳しい
今回はちょっと難しいお話しですから、一般的な「地主さん」やアパートマンションを2棟か3棟くらいしかお持ちでない「大家さん」ではご理解していただけません。
日本の地主さんや大家さんは、目先の「節税」とか「収入」のことしか考えていませんね。「3代先100年先」を考えて土地活用をしている人は1000人中1人くらいはいるのでしょうか…? 999人がほとんど2代で財産を失くしているのが現実です。大変に残念なことです。
しかしそれだけ「日本の税金」は世界一厳しいということです。999人の地主さんが、あれやこれや「節税と収入」で必死に努力しても、日本政府の方が3倍も4倍も「賢い」のです。当然です。政府は「法律」を作りますから、いくら賢い税理士さんでも地主さんでも「日本政府」には負けてしまいますね。
しかし私は負けません。その理由は国の税制には完全に従うことと、経営の知識と経験を生かすからです。税理士さんは税金の計算は得意ですが、事業の経営はやったことがありません。
ですから100年先までの「事業の経営」については語れません。そして地主さんや大家さんは「税金」も「経営」も素人ですから、100年先はもう真っ暗で見えませんね。しかし私には大変に生意気な発言ですが、100年先が「うっすらと見える」んですね。
本業の4つの会社の経営とは別に、個人で900戸以上の賃貸経営を成功させていますし、今年だけで「100戸」の賃貸を土地から購入して行います。完成は来年ですが私の場合、「税金」を支払う分で「賃貸」を建設しないとものすごい税金支払いですから、やらざるをえませんね。まあいつでも止めてもいいのですが、毎年何億円も税金を支払うより、賃貸経営で成功している間はやり続けたいと計画しています。
一番大切なのは「正しく税金を払う」こと
そうすると当然に私が亡くなったあとの事を考えないと、子供や孫が苦労するので、その「必要性」から、自然に「3代先100年先」を考え始めたのが本当の話です。これは「我が家」のことであって、セミナー講師で皆さんにお教えすることが目的ではありませんでしたね。しかし2、3年間考えて日本では(諸外国は別)「これしかない!!」という結論が出ましたので、このごろ少しずつ皆さんにお話しをし始めました。
①まず一番大切なことは「正しく税金を払う」ことです。脱税や節税に「頭と時間」を使うことは全く無駄です。日本政府に勝とうと思わないことです。そうすると「勝てます」ね? 999人の地主さんにはこの意味は分かりません。私の主張は何事も「正しい原理原則」を知って、それを必ず守るということです。
②次にやはり日本では住宅関連しか政府は「節税」を認めてくれません。土地は「強制的に活用させる」方針ですね。土地だけで持っている地主は許してくれません。みんな「没収」されてしまいます。ですから皆さんが仕方なく「賃貸経営」をイヤイヤやることになっています。イヤイヤやるから皆さんが「失敗」するんですね。私は土地を買って、賃貸が大好きでやっていますから「成功」しています。
③あとは建物や設備の「減価償却」や毎年の「修繕費用」や「経費計上」を完全に理解して、100年先から「逆算」して、今年支払う税金は自分で決めるのです。(税理士さんには任せないこと。不可能です)
④あとは正しい「別会社」を3つ4つ作って節税して、
⑤「長期譲渡益税」を活用して、資産の「転売転売」を行えば、私の言う「100年先の土地活用」は完成です。簡単ですね。
しかし999人はお分かりにならないと思いますので、次回詳しくお話し致します。