「資産100億円の形成には節税や賃貸経営、そして資産運用についてのあらゆる基本原則を理解することが欠かせない」と語るのはアサヒグローバル株式会社、ゴールドトラスト株式会社、ゴールドエイジ株式会社取締役会長で、自らも年間家賃収入7億円のオーナーでもある久保川議道氏です。本連載では、その唯一無二ともいえる「賃貸経営」と「資産運用」を中心とした資産形成における久保川氏の独自のメソッドや考え方をブログから抜粋し紹介します。今回は、「小規模アパマン」投資が不動産投資の王道であると言いきれる理由等について見ていきます。※この記事は久保川議道氏のブログ『会長のひとりごと』Vol.52(2017年4月)から抜粋、編集したものです。

「投資家」という言葉を安易に使用してはいけない理由

そもそも私は投資家という言葉が大嫌いですから、社内でもこの言葉を禁止用語にしているくらいです。最低5億円か10億円の余裕の現金があって株や不動産やファンドに投資しているのであれば投資家もいいでしょう。

 

しかしサラリーマンでまとまったお金も無いのに安い中古のアパマンを買っている人達を世間では投資家と呼んでいますから、私はそれは違うでしょ、と申し上げています。

 

そしてそんな安物の中古マンションや安物の新築木造アパートを80~100%の借り入れ金で買っている人達は投資家ではありません。こんなことは素人の地主のアパマン経営と同じで必ず失敗するのです。成功するから投資家であって、失敗する人達を私は投資家とは呼びたくはありませんね。

 

次に不動産投資ですが大きくは6つに分かれます。

 

①ホテル・テナントビル

②オフィスビル

③大型賃貸住宅

④海外不動産

⑤小規模アパマン

⑥中古マンション

 

個人でできるのは④⑤⑥でしょうか。①②③は規模の大きな会社しかできませんね。ですからここでお話しする不動産投資とは、私の嫌いな⑥を除いた④と⑤です。しかし④の海外投資と節税については、⑤の不動産投資で成功して多額の税金を払う人達に必要であって、まずは⑤の小規模アパマンで成功しないと話になりません。

 

という理由で私の考えと主張は『不動産投資』とは『小規模アパマン』だとご理解願います。まあしかしこの⑤の不動産投資が王道であって、①②③④⑥は個人規模の賃貸経営にはどうでもいい事だと思いますね。ですから投資家(?)の不動産投資(?)は全て間違い…となる訳です。

 

この『小規模アパマン』が小資金で一番儲かって、一番節税できるのですから①②③④⑥は全く不要でムダな不動産投資だと私は考えています。反対意見とご不満のある方はお申し出ください。

 

世の中には失敗をしないで成功する方法が1つだけある

しかし、この小規模アパマンがいくら儲かって節税できて『100億円』の資産を作ることが簡単だとしても『素人』にはできませんね。どんな事業でも経営でも専門知識と10年20年30年の経験が必要なんです。当たり前ですね。

 

知識も経験も無い人が『小規模アパマン経営』で成功するはずがないのです。その証拠に素人の地主のアパマン経営は全て失敗しているのではないですか。大手ハウスメーカーと大手アパート会社は日本中に空室の山を建築しているだけですね…。30年間、私は地主さんが儲かりましたよ、という話は一件も聞いたことがありません。あったら是非お教え願いたいものです。

 

ということで私は今、『土地セットプラン』という新しい『アパマン投資』を開発して販売しています。土地を探して、その上にアパマンを建てて、融資をつけて販売しています。全て私が選んでいますから、空室もなくプロの目から見て成功できるアパマン経営が実現できるのです。素人さんは自分で考えて失敗するより、信頼できるプロに任せた方がいいと思います。そして2・3件やってみて、成功を体験したらその後は自分でやればいいのです。

 

世の中の鉄則は成功だけしようと考えることは欲が深くひとりよがりな考え方です。世の中の全てのことはたくさんの失敗をしないと成功できません。しかし、1つだけ失敗をしないで成功する方法があるんですね。それは成功者と全く同じことをすればいい、ということです。私は99%の入居率ですから私と同じやり方をすれば失敗はありませんね。簡単なことです。

 

土地セットプラン商品名『トチプラス』を是非ともご検討ください。そして不動産投資で成功されることを期待いたします。