「資産100億円の形成には節税や賃貸経営、そして資産運用についてのあらゆる基本原則を理解することが欠かせない」と語るのはアサヒグローバル株式会社、ゴールドトラスト株式会社、ゴールドエイジ株式会社取締役会長で、自らも年間家賃収入7億円のオーナーでもある久保川議道氏です。本連載では、その唯一無二ともいえる「賃貸経営」と「資産運用」を中心とした資産形成における久保川氏の独自のメソッドや考え方をブログから抜粋し紹介します。今回は、節税メリットを活かした「日本独自の財産づくり」について説明します。※この記事は久保川議道氏のブログ『会長のひとりごと』Vol.50(2017年2月)から抜粋、編集したものです。

100年先の税金計算ソフト「相続君」の概要

私のライフワークの1つが『3代先、100年先の土地活用』です。

 

①そのためには『100年先までの税金計算』をするコンピュータソフトが必要ですが、日本中を探してもありませんから自分で作ることにしました。②次に日本中にない『日本独自の財産づくり』が私の得意分野です。日本はどう考えても世界一税金が高い国なのに、私の言う通りにしていただければ世界一有利に財産がつくれます。

 

③世界標準の8%複利でお金を増やす方法をお教えしていますから、税引後の100年間の利息の計算も必要です。④そして50億円、100億円の財産が自然にできてしまいますから、相続税で55%持っていかれない準備も必要です。相続君ソフトではそろそろ一代目がお亡くなりになる予定の5年間ぐらいは、相続税ゼロのシミュレーションを実行します。

 

⑤そして無事に無税で相続した後は余分な相続対策の負の財産を処分してしまいます。⑥その後はまた二代目さんが日本独自の財産づくりに徹していただいて財産を増やします。

 

⑦そしてまた二代目さんの相続がありそうなころに相続対策のシミュレーションを実行して、また無税で三代目さんに財産を引き継ぎますね。⑧三代目さんが無税で相続したあとは、相続対策のために行った負の資産を売っ払って処理をして、また日本独自の財産づくりで財産を増やしていくのです。

 

日本だけにしかない「10つの節税メリット」

私が先日に東京で行ったセミナー資料を参考にしてお話ししますと、①~⑧を50年間行うと、資産、資金ゼロで始めた人でも50年間で借金総額50億円では500億円、借金100億円で1,000億円の税引後の財産ができてしまいますね。これは50年間ですから、100年間だと単純に2倍としても1000億円から2000億円の財産になってしまいます。

 

本当に計算は間違っていませんからびっくりするような財産ができてしまいます。しかしまあ世界一税金の高い日本でこれが実現できれば楽しい話だと思いませんか・・・。それが日本で私しか言っていない『3代先100年先の土地活用』『日本独自の財産づくり』のノウハウなんですね。

 

世界中にない、日本だけにしかない『10コの節税メリット』を活用するのが、日本独自の財産づくりなのですが、その10コとは・・・。

 

①土地の固税6分の1(賃貸を建てれば)

②建物固税評価50%(1億円で建てても評価は2分の1)

③土地の相続時の評価は85%(借地権50%×借家権30%=15%引き)

④建物の相続時の評価は70%(借家権30%引き)※例えば1億の借金で建物を建てても固税評価は50%×相続評価は70%=35%。借金1億円−評価3500万円=負の資産が6500万円となります。これを相続対策の節税に使う。

⑤世界一低い金利(15年固定金利0.7%)

⑥15年・35年の固定の低金利(日本にしかない長期固定金利)

⑦保証人無しの借入金

⑧別担保無しの借入金

⑨木造22年償却済みは4年償却(アメリカ不動産にも適応)

⑩コンクリート47年償却済みは9年償却。

 

この10コは世界中どこを探してもありません。こんなに有利な税制は日本にしかありませんね。だから日本の所得税55%(社会保険含む65%)、相続税55%、固都税1.7%で嘆いていないで発想を変えて『日本独自の財産づくり』をやればいいのです。そして1000億円でも2000億円でも財産をつくるノウハウはすでにあるのですから、はい、あとは実行するかしないかだけですね。

 

私の『相続君ソフト』が完成すれば1時間で100年先の1000億円の正しい計算ができますからご安心ください。これは信じるか信じないかの宗教の話ではありません。理論的に正しければ、あとはやるかやらないかの決断だけですね。決断する勇気さえあれば『日本独自の財産づくり』は成功いたします。