(※写真はイメージです/PIXTA)
借金を減らすことだけが正解ではない「マインドチェンジ」
私は、全員に不動産投資を勧めているわけではありません。住宅は家族が生活する場所です。資産性よりも住み心地を優先するのも、住宅ローンをできるだけ減らすのも自由です。
投資が苦手な人もいるでしょう。無理に実践する必要はありません。
ただし、次の2つには大きな違いがあります。
「そんな方法があるとは知らなかった」
「知っていたけど、自分には合わないので選ばなかった」
私は、後者であってほしいと思います。
そして、知っていて選ばなかったのなら、後になって「あのとき、やっとけばよかった!」とは言わないことです(笑)。自分で考えて、自分で選んだ結果なのですから。
大げさに言えば、資産形成で重要なのは、借入に対する考え方を変えられるかどうか。「マインドチェンジ」です。
借金は少ないほうがいい。早く返したほうがいい。そう考える人は多いでしょう。もちろん、借入を減らすことにはメリットがあります。しかし、借入を活用して手元資金を残し、別の資産を取得する方法もあります。
「借金を減らす」だけでなく、「借入を活用して資産を増やす」という発想です。
私自身、現在の借入金は約3.3億円あります。借入を増やすこと自体が目的ではありません。返済できることを前提に、借入を活用して資産を取得してきました。
銀行員でもFPでも、知識があるだけでお金持ちになれるわけではありません。知識をどう使うのか。実際に行動するのか。そして、行動しないという判断も含めて、自分で選択することです。
大きな買い物をするときは、資産形成のチャンスでもあります。やるか、やらないかは自由。でも、知らなかったから選べなかったのでは、もったいない。
「知っていたけど、選ばなかった」
そう言えるだけの知識は、持っておいてほしいと思います。
竹下 昌成
竹下FP事務所 代表
日本FP協会認定CFP・TAC講師