「どんな物件を選ぶか」そして「どう交渉するか」によって、マイホーム購入にかかる費用や将来の資産価値は大きく変わります。本記事では、ゆーき(ぴち家)氏の著書、『お金が増える家族はどっちを選ぶ!?800万の赤字を抱えていた旅行大好き夫婦が5000万貯めたゆる投資』(KADOKAWA)より一部を抜粋・再編集し、資産価値が落ちにくい物件の選び方と、数百万円の差を生むこともある不動産会社との価格交渉術について解説します。
「新築」マイホームには憧れるが…元800万円赤字の夫婦が「駅近中古マンション」を買った〈妥協以外の理由〉 (※写真はイメージです/PIXTA)

数百万円の差が生まれることも…新居を買うときの交渉相手は〈不動産会社〉

【価格交渉】A:引っ越し業者 B:不動産会社 新居を買うときに交渉を頑張るのはどっち?

答えはBの不動産会社です。

 

引っ越し業者も複数社から見積もりを取って交渉をすれば数万円安くなることがあります。ただ、不動産会社との交渉で数十万円・数百万円の差が生まれることに比べると、節約効果はあまり高くありません。

 

高い買い物ほど交渉の余地が大きく、言うか言わないかだけで数百万円変わることもあるでしょう。

 

交渉のコツは、相手にもメリットがある形で伝えること。「ほかにも気になっている選択肢がある」という状況を示しながら、「この条件を満たしてくれるなら今日決めます」というように、こちらの決断と引き換えに値引きをお願いするのが効果的です。不動産に限らず、車・結婚式場・家電などの高額な買い物全般で使えるテクニックです。

「えっ、250万円も下がったの?」家族の資産が変わる価格交渉の実例

不動産会社:こちらの物件、いかがでしょうか?

夫:いいですね。でも実はほかにも気になっている物件があって……。なかなか決めきれなくて困っているんです。

 

不動産会社:そうですか……。どのような点でお迷いですか?

夫:価格ですね。もし150万円下げていただけるなら、今日この場で決めようかなと思っています。

 

不動産会社:少々お待ちください。上の者に確認してまいります。大変お待たせしました。100万円のお値引きでいかがでしょうか?

夫:うーん、あと50万円下げていただけたら即決できるんですが……。

 

不動産会社:難しいですか? うーん、わかりました! 今回特別に250万円のお値引きでご対応できます。

 

(帰宅後)

 

妻:えっ、150万円のつもりが250万円も下がったの?

夫:言ったもん勝ちだよ。でも注意点もあって。

 

妻:どんな注意点?

夫:無理な値引きはNG。相手も仕事だから、常識の範囲でお互いが納得できる着地点を探そう。

 

妻:ケンカじゃなくて交渉ってことね。

夫:そう! 希望はきちんと冷静に伝えること。それだけで家族の資産が変わるよ。

 

 

ゆーき(ぴち家)