「どんな物件を選ぶか」そして「どう交渉するか」によって、マイホーム購入にかかる費用や将来の資産価値は大きく変わります。本記事では、ゆーき(ぴち家)氏の著書、『お金が増える家族はどっちを選ぶ!?800万の赤字を抱えていた旅行大好き夫婦が5000万貯めたゆる投資』(KADOKAWA)より一部を抜粋・再編集し、資産価値が落ちにくい物件の選び方と、数百万円の差を生むこともある不動産会社との価格交渉術について解説します。
「新築」マイホームには憧れるが…元800万円赤字の夫婦が「駅近中古マンション」を買った〈妥協以外の理由〉 (※写真はイメージです/PIXTA)

新築か中古か…マイホーム選びの考え方

【住宅の選び方】A:駅近中古マンション B:駅遠新築マンション 資産価値が落ちにくいのはどっち!?

答えはAの駅近中古マンションです。

 

新築マンションに憧れる気持ちもわかりますが、資産を守るなら「売るときのことを考える」のが大切です。駅から遠い物件は、年数が経つにつれて価値が落ちやすい傾向があります。一方、駅近の物件は中古でも需要が落ちにくく、購入時より高く売れることもあります。

 

バランスシートで考えると、資産価値が上がる物件を選べば現金がマンションという資産に変わっているだけで、トータルの資産は減りません。逆に資産価値が落ちていく物件を選ぶと、その分だけバランスシートの資産欄が目減りしていくことになります。たとえば、5000万円の家を買って2000万円でしか売れなかった場合の差額3000万円は、そのままバランスシートの資産欄から消えてしまうことになります。

 

僕自身、リセールバリュー(再販売額)を考慮して駅近くの中古マンションを購入して、今では買ったときより高く売れる状態になっています。

 

資産価値が落ちにくい物件の特徴には、このようなものがあります。

 

・駅から徒歩10分以内の場所にある

・都市化や再開発が進むエリアにある

・スーパー・病院など生活利便施設が周辺に充実している

・災害リスクが低いエリアにある

 

住宅選びでもう一つ大切なのは、永住前提か売却前提かを決めておくことです。ずっと住み続けるなら、資産価値より家族の快適さを優先するのがいいでしょう。

 

将来、売る可能性があるなら、リセールバリューを意識したうえで選ぶことが大切です。売却価格の目安は、国土交通省の不動産情報ライブラリで過去の取引価格を確認したり、SUUMO(スーモ)などの不動産情報サイトで似た物件の売り出し価格を調べたりするとわかります。

 

なかには、新築住宅を建てるのが夢という方もいるかもしれません。その場合は、家族の夢や理想の暮らしのためにお金を使うと割り切ってもいいと思います。