(※写真はイメージです/PIXTA)
思い出のマイホームを手放す決断
Aさん夫婦がマイホームを購入したのは、結婚して3年ほど経った25歳のときでした。Aさんは「本当に誇らしかった」といいます。高校卒業後に就職し、20代前半で結婚した夫婦にとって、新築で購入したマイホームは特別な場所。それから築50年が経過し、修繕しながら、思い出のマイホームを大切に維持してきました。しかし、水害による大きな支出を機に「そろそろ限界だ」と、ついに手放す決断をします。
売却後は、団地の市営住宅に移り住むことに。市営住宅の家賃は、入居世帯の収入や住宅の立地・広さ・築年数・利便性などを掛け合わせて毎年度決定される仕組みです。貯蓄が心細くなったことで、不安が広がりましたが、住まいを見直すことで月の生活費が抑えられ、これからの人生を夫婦で安心して楽しく過ごすための選択を行いました。
本来なら慣れ親しんだマイホームを終の棲家にしたいところでしたが、老後の生活を守るため、現実的な決断をしたAさん夫婦。
「市営団地へ引っ越したことで、これからはお金の心配を減らし、夫婦で健康に楽しく過ごせそうです。ここを本当の終の棲家にしますよ」
そう語るAさん夫婦の表情には、晴れやかな笑顔が浮かんでいました。
内閣府:令和7年版高齢社会白書(全体版)
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2025/html/zenbun/s1_2_2.html
三藤 桂子
合同会社ミコサポ
代表
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