(※写真はイメージです/PIXTA)
「孫に会いたくない」…年金月13万円・68歳おひとりさま女性の本音
「孫が来るたびに疲れるので、あんまり会いたくないのが本音です」
関東近郊で一人暮らしをしているサチコさん(仮名・68歳)は、数年前に夫を亡くしました。現在は、遺族年金と自身の国民年金を合わせた月額約13万円で生活しています。
サチコさんの悩みの種は、年に数回帰省してくる39歳の娘と、小学3年生になる孫娘の存在です。娘夫婦は子どもの自主性を重んじる方針から「叱らない育児」をしています。そのため、孫娘がどんなにわがままを言っても、注意することはありませんでした。
サチコさんの元へやってきても、孫娘は挨拶もせずに上がり込み、買ってもらったばかりのオモチャを散らかし放題。サチコさんが大切に手入れしている庭の鉢植えを倒しても、娘はスマートフォンから目を離さずに「あーあ、だめだよ」と言うだけです。
サチコさんが見かねて注意をすると、娘から「お母さん、そういう怒り方はやめて」と逆に指摘される始末でした。
「えー、たったこれだけ?」お小遣い1,000円で孫に文句を言われ絶句
それでもサチコさんは、孫が帰る際には必ずお小遣いとして3,000円を渡していました。月13万円の年金暮らしのなかで3,000円を捻出するのは簡単ではありませんが、少しでも喜んだ顔が見たいと、日々の食費を切り詰めて用意していたのです。
しかし前回の帰省時は、急な出費が重なったこともあり、サチコさんの手元に余裕がありませんでした。申し訳ないと思いながらも、「今回はごめんね、これで少しだけ好きなお菓子を買ってね」と、ポチ袋に1,000円札を入れて孫娘に手渡しました。
すると、すぐに袋を開けて中身を見た孫娘は、露骨に嫌な顔をしました。
「えー、たったこれだけ?」
お礼を言うどころか悪態をつく孫娘の姿に、サチコさんは言葉を失いました。さらに絶望的だったのは、そばで見ていた娘の態度です。
娘は子どもを叱るどころか、「今どき1,000円じゃ、ろくなオモチャも買えないよ。お母さん、次はもっと奮発してあげてよね」と一緒になって笑っていたのです。