『借金1000万円から億り人 じゃない方芸人の大逆転投資術』(KADOKAWA)著者のオモロー山下氏は、株価予想が外れれば、しれっと「上方修正」という言葉で正当化する金融アナリストたちに「後出しジャンケンやないか!」と異を唱え、プロの予想は一切信じないと断言します。同書より、投資判断において「絶対的な信頼」を置く意外な情報源について解説します。
「後出しジャンケンやないか!」アナリストの“株価予想”は信じない。〈億り人〉になった“じゃない方”芸人が、投資判断で絶対的な信頼を置く「職業の正体」

「後出しジャンケンやないか!」予想を“上方修正”するアナリスト

僕は当てずっぽうで投資をしているわけではなくて、情報を集めた上で仮説を立て、投資を実行しています。投資の情報を集めるとき、多くの人は「専門家の意見」を参考にしますよね。証券会社のアナリストレポート、テレビのコメンテーターの解説、経済新聞の強気な見出しなど……。

 

「プロが言っているんだから、正しいに違いない」と鵜呑みにしてしまいがちです。

 

でも、僕は「アナリストの『株価予想』は、一切信じない」というスタンスです。ちょっと言いにくいことですが、彼らの株価予想はほとんど当たらないからです。

 

例えば、年初にアナリストが「今年のS&P500は5000ドルまで上がる!」と予想したとします。でも、実際の相場が好調で夏頃に6000ドルまで上がってしまった。すると彼らはどうするか。「予想を上方修正し、目標株価を6500ドルとします」と、しれっと言い出すんです。

 

「いやいや、それってただの後出しジャンケンやないか!」と思いません?

 

プロ野球の解説者が、開幕前に「今年は阪神が優勝する」と予想したのに、シーズン途中で巨人が独走し始めたら「やっぱり巨人に変更します」なんて言ったら、めちゃくちゃ批判されるはずです。それなのに、金融の世界のアナリストは平気で予想を変え、それを「上方修正」という立派な言葉で正当化するんです。