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友人は時給1,500円のアルバイト。自分は国家公務員なのに…
「国家公務員になれば安定している。そう思って就職しました。でも、給与明細を見たときは正直驚きました」
そう話すのは、地方の国の出先機関で勤務する佐藤健太さん(24歳・仮名)です。大学卒業後、一般職試験に合格し、地元近くの行政機関へ入庁しました。初任給は決して極端に低いわけではありません。しかし、昨今の最低賃金の引き上げが続くなか、周囲との"逆転"を実感する場面が増えていったといいます。
「学生時代の友人は飲食店でアルバイトを続けていますが、時給は1,500円近くになっています。今は月手取りで18万円ほど。自分の給与を時給換算すると、『あれ、そんなに変わらないのか』と思うことがありました」
もちろん、公務員は賞与や各種手当もあり、単純比較はできません。それでも佐藤さんは、「責任の重さを考えると、正直複雑でした」と打ち明けます。
窓口対応では住民から制度の説明を求められ、災害時には休日出勤もあります。
「公務員だから当然と言われればその通りですが、友人から『その給料なら民間に行ったほうがいいんじゃない』と言われたこともあります」
近年は職場でも若手職員の退職が珍しくなくなったそうです。
「同期でも転職した人がいます。IT企業や地元企業に移った人もいました。安定した職に就いたのに、こんなに短期間の間にキャリアチェンジをするなんて……」