「有名人が勧めていたから」という理由で投じたお金は、暴落が来た瞬間に霧散します。投資の成否を分けるのは、銘柄の知識量ではなく、自分がそのリスクをどこまで「自分事」として理解しているか。本記事では、SNSで多くの初心者の背中を押し続けている投資家・たけ氏の著書『月1万円からの損しないはじめかた 新NISAでお金を増やしましょう』(KADOKAWA)より、不安を確信に変え、荒れ相場で「こんなときどうしたら」の悩みに答えるQ&Aと、投資の世界で生き残るための条件について解説します。
列をなして、口を揃え“同じ悩み”を吐露する「投資初心者たち」…「資産1億円・投資家インフルエンサー」の個別相談会で露呈した、投資で生き残れない人の共通点 (※写真はイメージです/PIXTA)

「みんなが怖い」ときこそ好機、資産の寿命を延ばす暴落攻略Q&A

Q6 暴落時に、ゴールドを売って株を買い増すのはアリですか?

A6 それはアリです!

 

株が下がるとき、ゴールドは上がっているか価格を維持していることが多いです。高く売れるゴールドを一部利益確定し、安くなった株を買う。これは「安く買って高く売る」行動です。資産配分がズレた分を戻す(リバランス)ことで、回復期の伸びが変わるので選択肢としてアリです。

 

Q7 暴落で家族がパニックになっています。一緒に資産を見ている妻にどう声をかければいいですか?

A7 下記図表を一緒に見せてあげてください。

 

出典:『月1万円からの損しないはじめかた 新NISAでお金を増やしましょう』(KADOKAWA)
[図表]過去の暴落と回復の軌跡 出典:『月1万円からの損しないはじめかた 新NISAでお金を増やしましょう』(KADOKAWA)

 

「今までの暴落も全部乗り越えてきたよ」「今はバーゲンセール中だから、数年後には笑えるよ」と、根拠を持って伝えましょう。

 

Q8 暴落中、分配金や配当金が出る銘柄に乗り換えたくなります。

A8 隣の芝生が青く見えているだけです。航路を守りましょう

 

暴落時は「目に見える現金(配当)」が欲しくなりますが、銘柄をコロコロ変えるとリターンが落ちることがあります。今のインデックス・ファンド(オルカンやS&P500)も、中身の企業はしっかり配当を出しており、それがファンド内で再投資されています。上昇局面では配当を出さないで再投資するほうが効率的に資産を回復させる近道になります。

 

Q9 家計管理アプリで資産が減るのを見るのもつらいです。

A9 グラフの期間を「全期間」に変更してみてください。直近の1カ月だけ見れば崖を転げ落ちるようなグラフでも、全期間で見れば「小さな凹み」にすぎないことがわかります。

 

自分のこれまでの入金努力と、過去の右肩上がりの軌跡を確認することで、今の暴落が「誤差」であることを脳に教え込みましょう。

 

Q10 暴落が完全に終わった(買い場が終了した)サインはありますか?

A10 VIX指数が20を下回ったら終了です。

 

そのころには、株価はすでにかなり回復しています。つまり「みんなが安心したとき」は、もう安くはないということです。みんなが恐怖を感じているときこそが、真のボーナスタイムだと心得てください。

 

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